特許
J-GLOBAL ID:200903090377137676

優れた熱間加工性を持つ高マンガン二相ステンレス鋼及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 好宮 幹夫
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-585688
公開番号(公開出願番号):特表2004-520491
出願日: 2002年04月26日
公開日(公表日): 2004年07月08日
要約:
強度と耐腐食性の両方を必要とする構造部品に有益な、向上した熱間加工性を持つ二相ステンレス鋼。本発明は、Cuの含有量が0-0.1%に限られ、Mnの含有量が増加すると熱間加工性が向上するという研究結果に基づいている。さらに、本発明は、Mnは熱間加工性を向上させるために、MoとWと相乗的に作用するという事実に注目する。本発明が開示するのは、優れた熱間加工性を持つ高マンガン二相ステンレス鋼であり、重量%で0.1%未満のC;0.05-2.2%のSi;2.1-7.8%のMn; 20-29%のCr; 3.0-9.5%のNi;0.08-0.5%のN; 5.0%未満のMoと1.2-8%のWの単独か複合物;残部Feおよび不可避不純物を含むことを特徴とする。そして二相ステンレス鋼の製造方法であり、請求項1に記載の二相ステンレス鋼組成物を1,050から1,250°Cの温度で容体加熱し、1,130°Cから1,280°Cの温度で開始しその後1,000°Cを超える温度で終結する熱間加工を行い、そして3°C/min. を超える冷却速度で1,000°Cから700°Cの温度範囲内で冷却する工程を含むことを特徴とする。本発明の二相ステンレス鋼は、容体加熱後に、1,050°Cで50%を超える断面収縮率、400Mpaを超える降伏応力、0.36mm/year未満の腐食率を持つ。
請求項(抜粋):
重量%で0.1%未満のC;0.05-2.2%のSi;2.1-7.8%のMn;20-29%のCr;3.0-9.5%のNi;0.08-0.5%のN;5.0%未満のMoと1.2-8%のWの単独または複合物;残部鉄および不可避不純物、を含むことを特徴とする、優れた熱間加工性を持つ高マンガン二相ステンレス鋼。
IPC (4件):
C22C38/00 ,  C21D6/00 ,  C21D8/00 ,  C22C38/58
FI (4件):
C22C38/00 302H ,  C21D6/00 102L ,  C21D8/00 E ,  C22C38/58
Fターム (30件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA08 ,  4K032AA13 ,  4K032AA14 ,  4K032AA17 ,  4K032AA19 ,  4K032AA20 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA24 ,  4K032AA26 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA32 ,  4K032AA33 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA37 ,  4K032AA39 ,  4K032AA40 ,  4K032BA01 ,  4K032BA02 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CB02 ,  4K032CC04 ,  4K032CD02
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (9件)
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