特許
J-GLOBAL ID:200903090436491233
汚れが付着している衛生用品からのその素材の回収方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
武田 正彦
, 滝口 昌司
, 中里 浩一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-148440
公開番号(公開出願番号):特開2004-082700
出願日: 2003年05月26日
公開日(公表日): 2004年03月18日
要約:
【課題】吸水してゲル状となっている高吸水性樹脂を含有する汚れた衛生用品に付着する大腸菌やその他雑菌を、消毒又は滅菌して、前記汚れた衛生用品からその素材を衛生的に回収する。【解決手段】吸水してゲル状となっている高吸水性樹脂を含有する汚れた衛生用品を消毒剤の存在下に50mm以下の径に粉砕し、この粉砕物を、第1洗浄槽19等において消毒剤を含有する水中に分散させて、その個々の素材に分解して懸濁液とし、この懸濁液を細孔径1mm以下の濾材で濾過して付着した汚れを除去し、次いでこの濾過残渣を孔径が5乃至10mmの篩で消毒剤溶液の噴霧下に篩分けして、プラスチック物質を主とする篩分け産物と、パルプ材料の含有率が高い篩分け産物と、吸水性樹脂の含有率が高い篩分け産物とに分離し、この分離されたプラスチック物質を主とする篩分け産物と、パルプ材料の含有率が高い篩分け産物とをペレットに成形して回収する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
吸水してゲル状となっている吸水性樹脂を含有する汚れた衛生用品を消毒剤の存在下に50mm以下の粒度に粉砕し、この粉砕された衛生用品を、消毒剤を含有する水中に分散させて、前記衛生用品の粉砕物をその個々の素材に解して、該衛生用品の粉砕物の素材を含む懸濁液を形成し、この懸濁液を、細孔の開きが1mm以下の濾材で濾過して、衛生用品に付着している汚れの一部を、衛生用品の粉砕物の素材と分離し、次いでこの濾過残渣を、孔径が5乃至10mmの篩で消毒剤溶液の噴霧下に篩分けして、プラスチック物質を主として含有する衛生用品の粉砕物の篩分け産物と、パルプ及び吸水性樹脂を含む衛生用品の粉砕物の篩分け産物と、前記パルプ及び吸水性樹脂を含む篩分け産物よりパルプ含有率が少なく、高吸水性樹脂の含有率が大きい衛生用品の粉砕物の篩分け産物とに分離し、この分離されたプラスチック物質を主として含有する衛生用品の粉砕物の篩分け産物と、パルプの含有率が大きく及び吸水性樹脂の含有率が少ない衛生用品の粉砕物の篩分け産物とでペレットを成形して、ペレット成形体として回収することを特徴とする吸水してゲル状となっている吸水性樹脂を含有する汚れた衛生用品からその素材の回収方法。
IPC (12件):
B29B17/02
, A61L2/16
, A61L2/18
, A61L2/22
, A61L11/00
, B02C23/08
, B02C23/14
, B03B5/00
, B03B7/00
, B03B9/06
, B09B3/00
, B09B5/00
FI (12件):
B29B17/02
, A61L2/16 Z
, A61L2/18
, A61L2/22
, A61L11/00
, B02C23/08 Z
, B02C23/14
, B03B5/00 Z
, B03B7/00
, B03B9/06
, B09B3/00 Z
, B09B5/00 Q
Fターム (40件):
4C058AA03
, 4C058AA27
, 4C058BB07
, 4C058CC06
, 4C058JJ07
, 4C058JJ08
, 4C058JJ24
, 4C058JJ26
, 4D004AA50
, 4D004AC05
, 4D004BA10
, 4D004CA04
, 4D004CA10
, 4D004CA13
, 4D004CA22
, 4D004CA40
, 4D004CA46
, 4D004CC20
, 4D004DA03
, 4D004DA20
, 4D067EE14
, 4D067EE17
, 4D067GA16
, 4D067GA20
, 4D067GB05
, 4D071AA05
, 4D071BB12
, 4D071CA05
, 4D071DA15
, 4F301AA02
, 4F301BA01
, 4F301BA12
, 4F301BA17
, 4F301BA23
, 4F301BA25
, 4F301BF08
, 4F301BF12
, 4F301BF27
, 4F301BF29
, 4F301BF32
引用特許:
審査官引用 (2件)
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感染性廃棄物の処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-057606
出願人:ウインフィールドインダストリーズ,インコーポレイテッド
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特開昭61-094661
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