特許
J-GLOBAL ID:200903090442102729

楽音信号の音源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 今間 孝生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-330060
公開番号(公開出願番号):特開平6-161460
出願日: 1992年11月16日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 記憶容量の小さなメモリを用いて多数種類の楽音信号を発生できる楽音信号の音源装置を得る。【構成】 楽音信号から切出した順次の各フーリエ変換フレームの信号に同じ窓関数を用いて離散的にフーリエ変換して得た同一な所定数の離散周波数毎のデータから各フーリエ変換フレーム毎の各離散周波数毎の振幅成分と位相成分とを得、それを高能率符号化して記憶容量の小さな音色メモリ37に多種類の楽音信号を記憶させ、また、演奏時のルーピング処理時に音色メモリ37から読出されたデータを復号した得た時間領域の状態の楽音信号のデータについて、少なくともルーピング区間の始端位置を含むフーリエ変換フレームのデータ、及び前記のフーリエ変換フレームの近傍のデータを含むフーリエ変換フレームのデータを記憶させてあるメモリ53から読出したデータをルーピング処理時に用いて、少ない記憶容量のメモリにより円滑なルーピング処理を行なう。
請求項(抜粋):
楽音信号のデータを記憶するための音色メモリを備えている楽音信号の音源装置において、予め定められた一定の時間長を有するように楽音信号から切出された順次の各フーリエ変換フレームの信号に同じ窓関数を用いて離散的にフーリエ変換し、前記した各フーリエ変換フレーム毎のフーリエ変換の結果として求められた同一な所定数の離散周波数毎のデータを用いて、前記した各フーリエ変換フレーム毎に得た各離散周波数毎の振幅成分と位相成分とについてそれぞれ高能率符号化を行なってデータ量の圧縮が行なれた状態の楽音信号のデータを音色メモリに記憶させておき、演奏時に前記した音色メモリから読出されたデータを復号して得た時間領域の状態の楽音信号のデータについて、ルーピング処理時における少なくともルーピング区間の始端位置を含むフーリエ変換フレームのデータ、及び前記のフーリエ変換フレームの近傍のデータを含むフーリエ変換フレームのデータを記憶させるメモリを備えているとともに、前記したメモリに記憶されたデータを用いて得られる信号部分に続く信号部分を発生させるフーリエ変換フレームの周波数領域のデータを記憶させるメモリを備えてなる楽音信号の音源装置。
FI (2件):
G10H 7/00 521 F ,  G10H 7/00 532 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 音響信号の位相予測方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-030076   出願人:日本ビクター株式会社
  • 特開昭61-138997
  • 特開平2-137894
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