特許
J-GLOBAL ID:200903090502313619

ウイルスの不活化処理方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 廣瀬 孝美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-248671
公開番号(公開出願番号):特開平10-005328
出願日: 1996年08月31日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【課題】 血液中のウイルスの不活化処理方法及びその装置を提供する。【解決手段】 本発明の不活化処理方法は、エンベロープ構造を有するウイルスの感染者又はレトロウイルス様ウイルスの感染者から血液を取り出し、血漿成分と血漿以外の血液成分とに分離し、血漿成分を超高圧処理してウイルスを不活化した後、当該感染者の体内に戻すことからなり、本発明の装置は当該方法に使用される装置である。本発明によれば、血漿成分のみを超高圧処理に付すので、血漿以外の血液成分(例えば、赤血球等)の変質を防止できる。
請求項(抜粋):
エンベロープ構造を有するウイルスの感染者又はレトロウイルス様ウイルスの感染者から体外に血液を取り出し、血液を血漿成分と血漿成分以外の血液成分に分離し、血漿成分を超高圧処理し、超高圧処理後の血漿成分に血液凝固第VIII因子を加え又は加えないで、先に分離した血漿成分以外の血液成分もしくは献血液と混合し又は混合しないで、当該感染者の体内に戻すことからなるウイルスの不活化処理方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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