特許
J-GLOBAL ID:200903090510813191
シリンダボアの内面微細溝加工装置及び加工方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
利根川 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-026329
公開番号(公開出願番号):特開平11-207592
出願日: 1998年01月26日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 エンジンのシリンダブロックの複数個のシリンダボアの内面の所望の位置に、順次又は一度に所定の溝深さの微細溝を高精度に、かつ効率的に加工でき、シリンダボアの内径が場所により相異していても所定の溝深さの微細溝が加工でき、更に、加工時における加工状態がモニタリングされ、スライシングブレードの摩擦,破損等が検出されるシリンダボアの内面微細溝加工装置及び加工方法を提供する。【解決手段】 XYテーブル2上に載置されたシリンダブロック9のシリンダボア10内の所定位置に支持軸4に連結されたスライシングブレード5を挿入し、回転軸支持機構部7及び支持軸移動機構部8を作動して位置合わせし、所定の溝深さの微細溝を加工する。加工状態は第1のセンサ18(AEセンサ)や第2のセンサ19により検出され、所定の溝深さの微細溝が自動的に形成されると共に、スライシングブレード5の摩耗や破損等が検出される。
請求項(抜粋):
シリンダブロックの複数個のシリンダボアの内面に微細溝の溝幅にほぼ等しい刃厚のスライシングブレードにより微細溝を加工するための加工装置であって、水平面に沿うX軸及びY軸方向に沿って移動自在に形成され装置本体側に載置されるXYテーブルと、垂直方向のZ軸方向に沿って前記装置本体上に立設されるコラムと、円盤状の前記スライシングブレードを回転自在に中心支持する支持軸と、前記コラム側にZ軸方向及びX軸又はY軸方向に沿って移動自在に支持されZ軸方向に沿う回転軸を枢支すると共に該回転軸の駆動機構部を有する回転軸支持機構部と、前記回転軸を一端側に連結し前記支持軸を前記回転軸に近接又はこれから離隔すべくX軸又はY軸方向に沿って移動自在に支持すると共に前記支持軸を回転駆動する駆動部を有する支持軸移動機構部とを備え、前記スライシングブレードを回転させながら前記回転軸を回転して前記スライシングブレードを回転軸まわりに旋回せしめて前記微細溝を加工することを特徴とするシリンダボアの内面微細溝加工装置。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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特開平3-184708
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特開昭64-080755
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特開昭62-114872
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