特許
J-GLOBAL ID:200903090518069408

超音波変換器のためのリラクサー強誘電体単結晶

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 次生 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-532223
公開番号(公開出願番号):特表2001-509312
出願日: 1998年01月27日
公開日(公表日): 2001年07月10日
要約:
【要約】ニオブ酸鉛亜鉛-チタン酸鉛固溶体(0から5mole%チタン酸鉛)の<001>配向の結晶は、85%を超える高い電子機械的な結合をもち、10×Ec(Ecは保磁力場)より大きい電界レベルで電界誘起の相転移を示し、変換器駆動電圧の増大、製作劣化の低下、および92%までの高い電子機械的結合により高い感度/大きなバンド幅の変換器特性が得られた。ニオブ酸鉛マグネシウム、-チタン酸鉛固溶体(20から50mole%のチタン酸鉛)の<001>配向の結晶も85%を超え94%までの高い電子機械的な結合を示し、高感度および大きいバンド幅を示す変換器に形成することができる。
請求項(抜粋):
1.ニオブ酸鉛亜鉛-チタン酸鉛固溶体の単結晶を備える変換器であって、該ニオブ酸鉛亜鉛-チタン酸鉛固溶体の単結晶は、次の式で表される組成をもつ、 Pb(Zn<SB>1/3</SB>Nb<SB>2/3</SB>)<SB>1-x</SB>Ti<SB>x</SB>O<SB>3</SB><SB></SB>ここで、0≦x<0.05である。2.上記単結晶は、それぞれの疑似立方<001>方向に沿って配向されている請求項1に記載の変換器。3.ニオブ酸鉛マグネシウム-チタン酸鉛の単結晶を含んでいる変換器であて、該ニオブ酸鉛マグネシウム-チタン酸鉛固溶体の単結晶は、次の式で表される組成をもつ、 Pb(Mg<SB>1/3</SB>Nb<SB>2/3</SB>)<SB>1-y</SB>Ti<SB>y</SB>O<SB>3</SB><SB></SB> ここで、0.20<y≦0.50である。4.yが0.20<y≦0.35の範囲にある請求項3に記載の変換器。5.yが0.35<y≦0.50の範囲にある請求項3に記載の変換器。6.yが0.25<y≦0.33の範囲にある請求項3に記載の変換器。7.上記単結晶がそれぞれの疑似立方<001>方向に沿って配向されている請求項3に記載の変換器。
IPC (4件):
H01L 41/18 ,  C30B 29/32 ,  H01L 41/09 ,  H01L 41/187
FI (4件):
H01L 41/18 101 A ,  C30B 29/32 D ,  H01L 41/18 101 F ,  H01L 41/08 C
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示
引用文献:
前のページに戻る