特許
J-GLOBAL ID:200903090551308639

H形鋼同士の接合構造および接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 林 信之 ,  安彦 元
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-119339
公開番号(公開出願番号):特開2007-291682
出願日: 2006年04月24日
公開日(公表日): 2007年11月08日
要約:
【課題】H形鋼同士の端部を突合せ接合するに当たり、フランジ外面に突起物が出ない接合構造を提供すると共に接合部が高い曲げ耐力等の性能を発揮できることを目的とする。【解決手段】端部を突合せ接合されるH形鋼1の下杭1a、上杭1bの接合構造で、両端部に跨って配設されると共に各杭のウェブ2とフランジ3とに接して断面L形部材6が配設され、各杭の端部近傍のウェブ2に固着され互いに対向配置された楔状部材4を備え、ウェブ2の表裏各面において隣接する断面L形部材6、6の長手方向両端部における対向縁6b間にV字状溝6c′が形成され、接合時の両杭の接近移動に伴い楔状部材4がV字状溝6c′に嵌まり込んで楔効果により両断面L形部材がフランジ3、3へ押圧され、両端部に跨ると共にウェブ2とその表裏面上の断面L形部材6、6とを挟んでせん断補強板7が配置されて重なり合った状態の3部材2、6、6、7が高力ボルト8にて結合する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
端部を突合せ接合されるH形鋼同士の接合構造において、 両方のH形鋼の端部にまたがって配設されると共にH形鋼のウェブとフランジとの両面に接するL字形断面の柱状部材がH形鋼のウェブの表裏各面においてそれぞれ対抗するように配設され、 かつ前記各柱状部材の対抗面にはそれぞれ傾斜面が設けられ、 接合時のH形鋼の接近移動に伴い前記各柱状部材を相互に離反させるようにして各柱状部材をH形鋼のフランジに向かって移動させるようにして前記傾斜面を押圧する押圧機構を備え、 前記押圧機構により前記各柱状部材はH形鋼のフランジに押圧され、 H形鋼の両端部にまたがると共にH形鋼のウェブとその表裏面上の柱状部材とを挟んでせん断補強板が配置されて重なり合った状態で、各柱状部材とH形鋼のウェブとせん断補強板とがこれらに渡って挿通された複数のボルトによりボルト結合されていることを特徴とするH形鋼同士の接合構造。
IPC (1件):
E02D 5/20
FI (1件):
E02D5/20 101
Fターム (4件):
2D049EA01 ,  2D049EA02 ,  2D049GD03 ,  2D049GE03
引用特許:
出願人引用 (6件)
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