特許
J-GLOBAL ID:200903090582011685
丸太を面材とした土留工法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
吉村 勝俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-303739
公開番号(公開出願番号):特開2001-123454
出願日: 1999年10月26日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】 施工現場で安価に入手でき森林の荒廃抑制にも寄与する間伐材を、土石の崩落を直接阻止する面材として使用することができると共に、爾後的に交換可能とした土留工法を実現すること。【解決手段】 法面の土石等を除去した地ならし箇所に、柱部材4を前面左右に備えかつ埋め戻し空間11を隔てた背後に金網面7Cが形成されている鋼製枠体1を設置する。間伐材等から製作した丸太材2を、鋼製枠体の前面に略水平姿勢で配列する。U字状部3Aが予め各丸太材に嵌められているクランパー3を左右に位置する柱部材4に向けて移動させ、そのU字状部の背後に設けた係止部3Bと丸太材2とで柱部材4を挟みつけ、丸太材を柱部材に固定する。埋め戻し空間11に土石等を埋め戻し、鋼製枠体1を金網面7Cを介して固定する。なお、クランパー3を逆方向へ移動すれば、丸太材2を外すことができる。
請求項(抜粋):
土石等が崩落するおそれのある法面に、土留工等を構築する方法において、法面の土石を除去して地ならしすると共に、法面に沿わせるべく傾斜して立設される柱部材を前面左右に備えかつ埋め戻し空間を隔てた背後に金網面が形成されている鋼製枠体を、前記地ならし箇所に設置し、埋め戻して形成された法面の表面を覆って地山の安定を図る多数の丸太材を、前記鋼製枠体の前面に略水平姿勢で配列し、U字状部が予め各丸太材に嵌められているクランパーを左右に位置する前記柱部材に向けて移動させ、該U字状部の背後に設けた係止部と丸太材とで柱部材を挟みつけることによって丸太材を柱部材に固定し、該丸太材の背後の埋め戻し空間に土石等の中詰材を埋め戻して鋼製枠体を前記金網面を介して固定し、また前記クランパーを逆方向へ移動して丸太材を解脱できるようにしたことを特徴とする丸太を面材とした土留工法。
Fターム (1件):
引用特許:
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