特許
J-GLOBAL ID:200903090590198433

ソースを上乗せしたデザートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-301230
公開番号(公開出願番号):特開2003-102406
出願日: 2001年09月28日
公開日(公表日): 2003年04月08日
要約:
【要約】【課題】下層のデザート類の上にソースを乗せた多層デザートを製造するには、下層のデザート類を一度ゲル化し、しかる後にその上にソースを乗せなければならない。従って、この従来技術を機械によって連続的に実施するには、複雑で大規模な充填機などを必要とし、しかも長時間を要する。【解決手段】下層のデザートおよび上層のソースの比重、粘度、乳化剤、使用するゲル化剤の種類に新たに着目し、これらを特定の範囲、種類に調整、選択すれば、下層のデザート類が冷却、ゲル化するのを待つことなく、高温・液状のまま直ちにその上にソースを上乗せすることが可能となる。
請求項(抜粋):
特定の範囲の粘度を有する下層のデザートを高温・液状で容器に充填した後、これを冷却することなく、下層よりも比重が軽く且つ特定の範囲の粘度を有する上層のソースを充填し、次いで冷却・ゲル化すること、を特徴とするソースを上乗せしたデザートの製造方法。【請求項 2】 特定の範囲の粘度として、上層は充填時の温度において1000mPa・S以上1800mPa・S以下、下層は充填時の温度において100mPa・S以上200mPa・S以下の粘度を有すること、を特徴とする請求項1に記載の製造方法。【請求項 3】 上層の比重が下層の比重より0.05以上小さいこと、を特徴とする請求項1または2に記載の製造方法。【請求項 4】 上層に乳化剤を含むこと、を特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。【請求項 5】 増粘剤・ゲル化剤として、上下層間で相乗効果によるゲル化性、増粘が起こりにくい増粘剤・ゲル化剤を使用すること、を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。【請求項 6】 デザートの上下層間で相乗効果によるゲル化性、増粘が起こりにくい増粘剤・ゲル化剤の組み合わせとして、寒天、ゼラチン、澱粉、グアーガム、ローカストビーンガム、タマリンドシードガムであること、を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法。【請求項 7】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法によって製造してなる、ソースを上乗せしたデザート。
Fターム (8件):
4B041LC10 ,  4B041LD01 ,  4B041LD02 ,  4B041LE06 ,  4B041LH02 ,  4B041LH07 ,  4B041LH10 ,  4B041LP25
引用特許:
審査官引用 (3件)

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