特許
J-GLOBAL ID:200903090604841474

容量可変型斜板式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-286156
公開番号(公開出願番号):特開平9-068162
出願日: 1995年11月02日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【課題】斜板の前後傾動動作を規制するヒンジ機構において、斜板がロータに対し左右に傾斜した場合でも、異常摩耗を生じにくくするとともに、容量変化に伴うトップクリアランスの変動幅を極小にすることにより好適な体積効率を確保する。【解決手段】ロータ10に支持アーム17を突設し、支持アーム17に支持方向αにに延在するガイド孔17aを貫設する。また、先端に球部16aをもつガイドピン16を斜板11に固定し、球部16aをガイド孔17a内に回動かつ摺動可能に挿入する。支持方向αは最大及び最小容量時におけるピストン9のトップクリアランスTCをともに等しくするように設定する。こうしてヒンジ機構Kを構成する。
請求項(抜粋):
ハウジングにクランク室、吸入室、吐出室及びこれらと接続されたシリンダボアが区画形成されるとともに、該各シリンダボアにはそれぞれピストンが往復動可能に収容され、該ハウジングに支持された駆動軸には該クランク室内に位置するロータが同期回転可能に支持され、該ロータにヒンジ機構を介して斜板が傾角変位可能に枢支され、該斜板と該ピストンとの間には該斜板の前後揺動運動を各該ピストンの往復動に変換する連結機構が介装され、該斜板の傾角を制御して吐出容量を変化するように構成した容量可変型斜板式圧縮機において、前記ヒンジ機構は、前記ロータに後方側へ突出して設けられた支持アームと、一端が前記斜板に固着されたガイドピンとからなり、該支持アームは、前記駆動軸の軸心と該斜板の上死点位置とで決定される面と平行であって該駆動軸の軸心に対して外方から近づく支持方向に延在し、中心線と直交する断面の少なくとも該ロータ側が円弧に形成されたガイド面をもち、該ガイドピンの他端には該ガイド面と整合する球部が保持され、該支持方向は、該斜板の枢軸位置、該球部の中心位置並びに該斜板の最大及び最小傾角により決定され、最大及び最小容量時における該ピストンのトップクリアランスをともに等しくするように設定されていることを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機。
IPC (2件):
F04B 27/10 ,  F04B 49/00 361
FI (2件):
F04B 27/08 H ,  F04B 49/00 361
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 容量可変型斜板式圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-081944   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 特開平4-295185
  • 特開平4-295185

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