特許
J-GLOBAL ID:200903090633276298

塑性変形後の耐脆性破壊特性の優れた構造用鋼板とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 久喬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-266642
公開番号(公開出願番号):特開平10-088280
出願日: 1996年09月18日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 船体等の大型構造物同士が衝突等により大規模な塑性変形を受けた場合でも、鋼板の重要な性能の一つである耐脆性破壊性能が塑性変形を受けていない素材時のアレスト性能より大幅に劣化することがない鋼板を生産性よく経済的に製造する。【解決手段】重量%で、C:0.04〜0.08%、Si:0.05〜0.5%、Mn:0.3〜2.0%、Al:0.005〜0.1%、フリーN:≦20PPM、更に、必要に応じて、Ti:0.005〜0.10%、Cu:0.05〜0.5%、Ni:0.05〜0.5%、Nb:0.005〜0.05%、V:0.005〜0.05%、Mo:0.05〜0.5%、B:0.0002〜0.0015%の1種または2種以上を含み、残部Feおよび不可避不純物からなる鋼板において、集合組織発達程度を示す(110)面のX線面強度比が2以上を有し、かつ構成する結晶粒の円相当径が20μm以上の粗大粒の面積率が10%以下であることを特徴とする塑性変形後の耐脆性破壊伝播停止特性の優れた構造用鋼板。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.04〜0.08%Si:0.05〜0.5%Mn:0.3〜2.0%A1:0.005〜0.1%フリーN:≦20PPM残部Feおよび不可避不純物からなる鋼板において、集合組織発達程度を示す(110)面のX線面強度比が2以上を有し、かつ構成する結晶粒の円相当径が20μm以上の粗大粒の面積率が10%以下であることを特徴とする塑性変形後の耐脆性破壊伝播停止特性の優れた構造用鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/16
FI (4件):
C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/02 B ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/16
引用特許:
審査官引用 (4件)
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