特許
J-GLOBAL ID:200903090679805120

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-296267
公開番号(公開出願番号):特開2006-105363
出願日: 2004年10月08日
公開日(公表日): 2006年04月20日
要約:
【課題】今後、エンジン補機やガスヒートポンプに用いられる転がり軸受が更に高速で回転され、その使用環境が更に高温となっても、早期剥離と焼き付けを効果的に抑制して、寿命を長くする。【解決手段】内輪、外輪、および転動体の素材として、Si含有率が高い鋼を用いる。また、内輪および外輪の素材を下記の(1)式を満たす鋼からなるものとする。さらに、転動体の転動面の表層部に、質量比で0.3%以上2.0%以下の含有率で窒素を存在させる。 〔C〕+0.05〔Cr〕+0.12(〔Mo〕+〔V〕)≦1.41 ...(1)(式中の〔Cr〕、〔Mo〕、〔V〕は、それぞれ鋼中のCr、Mo、Vの含有率(質量%)を示す。)【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内輪および外輪は、 質量比で、炭素(C)の含有率が0.50%以上1.20%以下、珪素(Si)の含有率が0.50%以上1.50%以下、マンガン(Mn)の含有率が0.10%以上2.00%以下、クロム(Cr)の含有率が2.50%以上17.00%以下、モリブデン(Mo)の含有率が2.00%以下、バナジウム(V)の含有率が1.00%以下、残部がFeおよび不可避不純物であって、下記の(1)式を満たす鋼からなる素材を所定形状に加工した後、焼入れ処理および焼戻し処理が施されて得られ、 〔C〕+0.05〔Cr〕+0.12(〔Mo〕+〔V〕)≦1.41 ...(1) (式中の〔Cr〕、〔Mo〕、〔V〕は、それぞれ鋼中のCr、Mo、Vの含有率(質量%)を示す。) 転動体は、 質量比で、炭素(C)の含有率が0.50%以上1.20%以下、珪素(Si)の含有率が0.50%以上1.50%以下、マンガン(Mn)の含有率が0.10%以上2.00%以下、クロム(Cr)の含有率が0.50%以上2.00%以下、残部がFeおよび不可避不純物である鋼からなる素材を所定形状に加工した後、窒化処理または浸炭窒化処理と、焼入れ処理および焼戻し処理が施されて得られ、転動面の表層部の窒素含有率が、質量比で0.3%以上2.0%以下となっていることを特徴とする転がり軸受。
IPC (7件):
F16C 33/62 ,  C21D 1/06 ,  C21D 9/40 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/38 ,  F16C 33/32 ,  F16C 33/64
FI (8件):
F16C33/62 ,  C21D1/06 A ,  C21D9/40 Z ,  C22C38/00 301Z ,  C22C38/00 302Z ,  C22C38/38 ,  F16C33/32 ,  F16C33/64
Fターム (28件):
3J101AA02 ,  3J101AA42 ,  3J101AA52 ,  3J101AA62 ,  3J101BA10 ,  3J101BA70 ,  3J101DA02 ,  3J101DA03 ,  3J101EA03 ,  3J101EA04 ,  3J101FA31 ,  3J101GA01 ,  3J101GA24 ,  3J101GA29 ,  4K042AA22 ,  4K042BA03 ,  4K042BA04 ,  4K042CA06 ,  4K042CA07 ,  4K042CA08 ,  4K042DA01 ,  4K042DA02 ,  4K042DA06 ,  4K042DC02 ,  4K042DC03 ,  4K042DC04 ,  4K042DD03 ,  4K042DE02
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許第2883460号公報
  • 特許第2013772号公報
  • 転がり軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-033923   出願人:日本精工株式会社

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