特許
J-GLOBAL ID:200903044090069643
転がり軸受
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-033923
公開番号(公開出願番号):特開2001-221238
出願日: 2000年02月10日
公開日(公表日): 2001年08月17日
要約:
【要約】【課題】オルタネータ用軸受などの高振動・高荷重で使用される転がり軸受の寿命を大幅に延長する。【解決手段】固定輪である外輪2を以下の組成の鉄鋼材料で形成する。合金成分として、炭素(C)を0.40〜1.20重量%、珪素(Si)および/またはアルミニウム(Al)を0.7〜2.0重量%、マンガン(Mn)を0.2〜2.0重量%、ニッケル(Ni)を0.1〜3.0重量%、クロム(Cr)を3.0〜9.0重量%で含有する。下記の(1)式で示すクロム当量が9.0〜17.0重量%である。軌道面は、硬さがHRC57以上であり、微細炭化物(直径50〜500nm)が分散析出し、炭化物の最大直径は10μm未満である。Cr当量=[Cr]+2[Si]+1.5[Mo]+5[V]+5.5[Al]+1.75[Nb]+1.5[Ti]....(1)
請求項(抜粋):
少なくとも固定輪(内輪および外輪のうち使用時に固定側とする軌道輪)は、合金成分として、炭素(C)を0.40重量%以上1.20重量%以下の範囲で、珪素(Si)および/またはアルミニウム(Al)を0.7重量%以上2.0重量%以下の範囲で、マンガン(Mn)を0.2重量%以上2.0重量%以下の範囲で、ニッケル(Ni)を0.1重量%以上3.0重量%以下の範囲で、クロム(Cr)を3.0重量%以上9.0重量%以下の範囲で含有し、下記の(1)式で示すクロム当量が9.0重量%以上17.0重量%以下である鉄鋼材料で形成された後、焼入れ、焼き戻しを施すことにより得られ、軌道面の表面硬さがHRC57以上であり、軌道面に直径が50nm以上500nm以下である微細炭化物が分散析出しており、軌道面に存在する炭化物の最大直径が10μm未満であることを特徴とする転がり軸受。 Cr当量=[Cr]+2[Si]+1.5[Mo]+5[V] +5.5[Al]+1.75[Nb]+1.5[Ti]....(1)(式中、[Cr],[Si],[Mo],[V],[Al],[Nb],[Ti]は、それぞれ、鉄鋼材料中のCr,Si,Mo,V,Al,Nb,Tiの含有率(重量%)を示す。)
IPC (3件):
F16C 33/62
, C22C 38/00 302
, C22C 38/40
FI (3件):
F16C 33/62
, C22C 38/00 302 Z
, C22C 38/40
Fターム (5件):
3J101BA70
, 3J101DA03
, 3J101EA02
, 3J101FA31
, 3J101GA01
引用特許:
審査官引用 (3件)
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軸受用鋼
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-187898
出願人:大同特殊鋼株式会社
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機械構造用部品の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-338696
出願人:株式会社神戸製鋼所, 日産自動車株式会社
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転がり軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-175235
出願人:日本精工株式会社
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