特許
J-GLOBAL ID:200903090702895302
濾過材およびその製造方法、並びにカートリッジフィルター
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-285474
公開番号(公開出願番号):特開2009-112887
出願日: 2007年11月01日
公開日(公表日): 2009年05月28日
要約:
【課題】 流体から異物を除去する濾過材において、濾過材を構成する繊維集合物に特徴を持たせ、高い捕集能と長寿命を実現させる。【解決手段】 少なくとも二層以上の不織布が積層されている濾過材であって、流体の流入側における第一不織布は密度0.05〜0.5/cm3であり、平均孔径が5〜35μmであり、流体の流出側の第二不織布は、少なくとも片面が平滑化したメルトブローン不織布であり、平滑化した面が流出側に配置され、前記メルトブローン不織布の密度が0.15〜0.7g/cm3であり、平均孔径が0.5〜20μm、最大孔径が5〜30μmであり、前記第一不織布の平均孔径と第二不織布の最大孔径との比が0.5〜5倍であることを特徴とする濾過材を得る。本発明の濾過材を使用したカートリッジフィルターは高い捕集精度を持ち、かつ、ゲル状の異物の混じる流体のろ過においても長寿命を示す。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも二層以上の不織布が積層されている濾過材であって、
流体の流入側(一次側)における第一不織布は、1cm2当たり2.94cNの荷重で測定した不織布密度が0.05〜0.5g/cm3であり、ASTM F 316-86に準じて測定した平均孔径が5〜35μmであり、
流体の流出側(二次側)における第二不織布は、少なくとも不織布片表面が平滑化したメルトブローン不織布であり、平滑化した不織布表面が流出側に配置しており、
前記メルトブローン不織布の不織布密度が0.15〜0.7g/cm3であり、ASTM F 316-86に準じて測定した平均孔径が0.5〜20μmであり、最大孔径が5〜30μmであり、
前記第一不織布の平均孔径と第二不織布の最大孔径との比(第一不織布の平均孔径/第二不織布の最大孔径)が0.5〜5倍であることを特徴とする濾過材。
IPC (4件):
B01D 39/16
, B01D 39/00
, D04H 1/54
, D04H 3/16
FI (5件):
B01D39/16 E
, B01D39/16 A
, B01D39/00 B
, D04H1/54 Q
, D04H3/16
Fターム (15件):
4D019AA03
, 4D019BA13
, 4D019BB03
, 4D019BB10
, 4D019BD01
, 4D019BD02
, 4D019CA02
, 4D019CB06
, 4L047AA14
, 4L047AB08
, 4L047BA08
, 4L047CA05
, 4L047CA19
, 4L047CB01
, 4L047CC12
引用特許:
出願人引用 (3件)
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特開平4-193317号公報
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濾過材および濾過方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-169685
出願人:東洋紡績株式会社
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濾過フィルター
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-080322
出願人:東レ株式会社
審査官引用 (8件)
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濾過材および濾過方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-057375
出願人:東洋紡績株式会社
-
複合繊維素材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-231483
出願人:東レ株式会社
-
濾過材および濾過方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-169685
出願人:東洋紡績株式会社
-
濾 材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-331199
出願人:日本バイリーン株式会社
-
液体フィルター用濾材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-168070
出願人:東洋紡績株式会社
-
自動車用燃料フィルター材および自動車用燃料フィルター
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-042060
出願人:旭化成株式会社
-
微小粒子の濾過材
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-002853
出願人:東洋紡績株式会社
-
筒状フィルタ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-066692
出願人:日本バイリーン株式会社
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