特許
J-GLOBAL ID:200903090716661371

透明ガラス外壁の内側に外に向けた巨大画面ディスプレイを装備した高層建築物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-305658
公開番号(公開出願番号):特開2000-132123
出願日: 1998年10月27日
公開日(公表日): 2000年05月12日
要約:
【要約】【課題】 容易に施工・メンテナンスできる大型の表示装置を有する高層建築物を提供することを目的とする。【解決手段】 ビル10の外壁を構成する透明ガラス1を受け持つマリオン7よりも内側に多数のルーバ構造モジュール5を横方向および高さ方向に多数並べることにより巨大画面ディスプレイ11を構成する。1つのモジュール5は、多数の羽板51の長手軸線を水平方向に且つ平行に揃え、高さ方向にほぼ一定間隔となるように、2本の支柱52間に掛け渡してルーバ状に支持したものであり、羽板と支柱を除いて前後に透視可能である。各羽板51の前端には、ビル10の外側を向くLED集合ランプ53が横一列に所定ピッチで多数配置されている。
請求項(抜粋):
つぎの事項(1)〜(6)により特定される発明。(1)複数階にわたって床スラブ端部から外側に離間した状態で取り付けられたカーテンウオール構造の透明ガラス外壁を有する高層建築物であり、その透明ガラス外壁の内側に外に向けた巨大画面ディスプレイを装備している。(2)透明ガラス外壁の内側で一定間隔をおいて垂直レール部材が平行に配設されており、これら垂直レール部材のそれぞれにその外側に所定間隔をおいてマリオンが垂直に取り付けられ、前記透明ガラス外壁のガラス板がこれらマリオンに当接して固定されている。前記透明ガラス外壁と前記垂直レール部材との間が吹き抜け空間になっている。(3)前記巨大画面ディスプレイは、前記垂直レール部材の間隔に合せた横幅寸法で適当な高さ寸法のルーバー構造モジュールを縦横に組み合わせることにより構成される。(4)1つのルーバー構造モジュールは、多数(M本)の羽板を複数本の支柱により一定間隔で平行に組み合わせて一体化した構造体である。各羽板には多数(N個)のLED集合ランプおよび各ランプの駆動回路が内蔵されている。各LED集合ランプは羽板の表側に一定間隔で配設されて外向きになっている。各羽板のピッチと各LED集合ランプのピッチはほぼ等しい。(5)前記垂直レール部材間に両サイドを支持させた状態で前記ルーバー構造モジュールを前記透明ガラス外壁の内側に配設する。(A+1)本の前記垂直レール部材の各間隔部分にA個のルーバー構造モジュールを横に並べて配設するとともに、各垂直レール部材の間隔部分にそれぞれB個のルーバー構造モジュールを縦に並べて配設することで、(A×B)個のルーバー構造モジュールを前記吹き抜け空間にマトリクス状に連設する。(6)前記吹き抜け空間に配設された(A×B)個のルーバー構造モジュールに含まれる前記LED集合ランプは前記透明ガラス外壁越しに外を向いている。透明ガラス外壁の外から見ると、縦(M×B)ドット・横(N×A)ドットのドットマトリクス型ディスプレイの巨大画面が形成される。吹き抜け空間の内側から見ると、ルーバー構造モジュールの各羽板の間隔を通して外部の視界が得られる。
IPC (3件):
G09F 9/40 ,  G09F 9/33 ,  G09F 19/22
FI (3件):
G09F 9/40 C ,  G09F 9/33 R ,  G09F 19/22 D
Fターム (9件):
5C094AA14 ,  5C094AA41 ,  5C094AA43 ,  5C094BA23 ,  5C094CA19 ,  5C094DA01 ,  5C094DA04 ,  5C094ED16 ,  5C094HA01
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • 透視型表示パネル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-068457   出願人:アビックス株式会社
  • 特開平4-273284
  • 発光表示体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-215275   出願人:タキロン株式会社
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