特許
J-GLOBAL ID:200903090769272903

エミュレータにおける全命令トレースの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-239249
公開番号(公開出願番号):特開2000-066923
出願日: 1998年08月25日
公開日(公表日): 2000年03月03日
要約:
【要約】【課題】 従来の処理では実現が不可能であったエミュレータにおける全命令トレースをすべて正しく適確に行うことができるエミュレータにおける全命令トレースの制御方法を提供する。【解決手段】 全命令トレース実行中時にエミュレータがCPUのトレースフラグをオフにしようとしても、全命令トレース用シングルステップ割り込み処理プログラムがそれを阻止し、全命令トレースデータの収集を行い、また全命令トレース仮停止中時にエミュレータがCPUのトレースフラグをオンにしても、全命令トレース用シングルステップ割り込み処理プログラムがオフに戻し、この時全命令トレースデータの収集を行わない。
請求項(抜粋):
情報処理装置内の中央演算ユニットが全命令トレースを行い、このトレース対象のオペレーティングシステムが他のシステムのシステムコールのエミュレーションを行い、このエミュレーションを含むすべての命令の実行の全命令トレースを行う場合において、全命令トレース用シングルステップ割り込み処理プログラムの外部変数の計数手段としてカウンタを設け、全命令トレースの実行中においては、前記プログラムがエミュレーションにおけるトレースフラグをオフにする命令を検出した場合、このオフを阻止し、前記カウンタの値に1を加算し、全命令トレースの終了以降においては、前記カウンタの値が0でない場合に、前記プログラムがシングルステップ割り込みの発生を監視し、該割り込みが発生した場合は、トレースフラグをオフとし、前記カウンタから1を減算し、この結果のカウンタの値が0でない場合は、前記監視を継続し、この結果のカウンタの値が0である場合は、前記監視を停止して、全命令トレースのすべての動作を終了することを特徴とするエミュレータにおける全命令トレースの制御方法。
Fターム (4件):
5B042GA03 ,  5B042HH23 ,  5B042HH30 ,  5B042JJ40
引用特許:
出願人引用 (4件)
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