特許
J-GLOBAL ID:200903090799490590

画像復号化装置及び画像復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-333192
公開番号(公開出願番号):特開平11-168729
出願日: 1997年12月03日
公開日(公表日): 1999年06月22日
要約:
【要約】【課題】 ビットストリームの切り換え時に次のGOPのIピクチャが供給されるまで待つことなく即座に復号処理を行うことができることで、復号した画像データに基づく表示開始までの所要時間を短縮させる。【解決手段】 デマルチプレクサ13は複数映像の入力圧縮データから任意の映像に基づく圧縮ストリームを選択し、高速MPEGデコーダ14によって高速にデコードされる。バッファ15は選択されていない各ストリームを常に1GOP分さかのぼって保持している。映像切り換え時、バッファ15内に保持していた圧縮ストリームから新しく選択した映像等の圧縮ストリームを高速MPEGデコーダ14に高速に供給する。その後、バッファ15内の保持データがなくなると、デマルチプレクサ13から直接高速MPEGデコーダ14等に供給して復号させる。これにより、復号可能なIピクチャの供給を待たずとも即座に復号することができるため、デコード映像の表示開始までの時間を短縮できる。
請求項(抜粋):
入力された複数の映像を含む符号化ビットストリームから任意の映像の符号化ビットストリームを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された符号化ビットストリームを高速に復号可能な復号手段と、前記選択手段により選択されていない映像の符号化ビットストリームの少なくとも一部をさかのぼって保持する記憶手段と、前記選択手段による選択,前記復号手段による復号及び前記記憶手段における書き込み、読み出しを制御するもので、選択する映像を切り換えた場合には、前記記憶手段に保持された符号化ビットストリームを読み出して前記復号手段に供給して高速に復号させるとともに、復号したデータに基づく映像を表示する表示手段に出力するように制御する復号制御手段と、を具備したことを特徴とする画像復号化装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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