特許
J-GLOBAL ID:200903090805359239

レーダにおけるアンテナパターンのビーム圧縮処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 最上 健治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-249691
公開番号(公開出願番号):特開平7-084030
出願日: 1993年09月13日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 歪みが除去され、散乱体分布に、より忠実な出力信号を得ることの可能なレーダにおけるアンテナパターンのビーム圧縮方法を提供する。【構成】 送信及び受信する主アンテナ1と、受信専用の副アンテナ2,2とでアンテナ系を構成し、該アンテナ系のアンテナビームを圧縮すべきビーム幅方向に走査し、主アンテナ1及び副アンテナ2,2の各受信信号を信号処理及び掛算回路4へ入力し、電力信号に変換して信号処理を行う。その際、主アンテナ1及び副アンテナ2,2の各受信電力信号の二階微分係数がそれぞれ所定の正の実数値以下で、且つ主アンテナ1と副アンテナ2,2の各受信電力信号の位相差が90度以下である場合にのみ、主アンテナ1の受信電力信号を最終出力信号として出力する。
請求項(抜粋):
電波を送信及び受信する主アンテナと、該主アンテナの圧縮すべきビーム幅方向において前記主アンテナの両側に隣接し且つビーム軸を主アンテナのビーム軸と一致させて配置した1対以上の受信専用の副アンテナとで構成したアンテナ系を準備するステップと、該アンテナ系のアンテナビームを前記圧縮すべきビーム幅方向に走査し、主アンテナから送信された電波が散乱体で反射されて戻ってくる電波を主アンテナ及び副アンテナで受信した各受信信号を電力信号に変換するステップと、主アンテナ受信電力信号及び副アンテナ受信電力信号を走査角度で二階微分処理を行い、主アンテナ受信電力信号の二階微分係数及び副アンテナ受信電力信号の二階微分係数を求めるステップと、主アンテナ受信電力信号と副アンテナ受信電力信号の位相差を求めるステップと、前記主アンテナ受信電力信号の二階微分係数が予め設定された正の実数値以下で、且つ前記副アンテナ受信電力信号の二階微分係数が予め設定された正の実数値以下であり、更に前記位相差が90度以下の場合にのみ、前記主アンテナ受信電力信号を最終出力信号として出力し、それ以外の場合は出力信号を零とする出力信号処理を行うステップとを含むことを特徴とするレーダにおけるアンテナパターンのビーム圧縮処理方法。
IPC (2件):
G01S 7/02 ,  G01S 13/44

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