特許
J-GLOBAL ID:200903090852608956

車両推進用モータの出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-008366
公開番号(公開出願番号):特開平11-205913
出願日: 1998年01月20日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 雪道の登坂の際のアクセルコントロール性を改善する。【解決手段】 車両操縦者が操作するスノースイッチを設け、スノースイッチがオフしている間はエンジンを模擬したアクセル特性となるよう、オンしている間はより線形性が高く最大値が抑えられたアクセル特性となるよう、アクセル開度率VAに応じてモータ負荷率KAを決める。スノースイッチをオンからオフへ又はその逆へと転ずるときには、アクセル開度率VAの変化に伴う変化を許容しながら、モータ負荷率KAを切換元のものから切換先のものへと複数の制御周期をかけて遷移させる。スノースイッチオン状態及びオフ状態各々のアクセル特性は例えばマップにて与え、両状態間の遷移は例えば両マップの混合により行う。混合の比率には速度特性を与えると共に最小値ガードをかける。
請求項(抜粋):
車両を推進するためのモータに対する出力指令の値を、要求出力に応じかつ所与の指令決定論理に従い直接的又は間接的に決定し、この出力指令に基づき上記モータの出力を制御する出力制御装置において、上記指令決定論理に関する切換要求を検出する手段と、上記切換要求が検出された後少なくとも指令決定論理の切換が終了するまでの遷移期間中の複数の時点それぞれについて、その時点における要求出力に応じかつ切換元の指令決定論理に従い第1の出力指令値を、またその時点における要求出力に応じかつ切換先の指令決定論理に従い第2の出力指令値を、逐次決定する手段と、上記切換要求が検出された後少なくとも上記遷移期間が終了するまでの間、上記第1及び第2の出力指令値に基づき、かつ前時点における要求出力に対し現時点における要求出力が差を有していない限り前時点における出力指令の値に対し有意な変化を示すことがないよう、上記モータに対する現時点における出力指令の値を決定する指令除変手段と、を備えることを特徴とする出力制御装置。
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
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