特許
J-GLOBAL ID:200903090854188890

電動式パワ-ステアリング装置の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 貞重 和生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-314855
公開番号(公開出願番号):特開平9-132155
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 電流指令値に許容最大値を設定しても円滑な操舵感覚を与えることができる電動式パワ-ステアリング装置の制御装置を提供すること。【解決手段】 定常的な状態における電流指令値の最大値を比較的低い値に制限する第1の電流指令値制限器29と、別に過渡的状態の電流指令値の最大値を比較的高い値に制限する第2の電流指令値制限器30を設け、2つの電流指令値制限器の出力を加算器31で加算した値を電流指令値Iとする。定常的な状態においては電流指令値の最大値は比較的低い値に制限され、モ-タやモ-タ駆動回路を発熱から保護することができる。急速なハンドル操作などの過渡的な状態では電流指令値の最大値は比較的高い値に制限されるから、電流指令値が頭打ちにならず、円滑な操舵感覚を与えることができる
請求項(抜粋):
少なくともステアリングシヤフトに発生する操舵トルクに基づいて演算された電流指令値と検出されたモ-タ電流値から演算した電流制御値に基づいてステアリング機構に操舵補助力を与えるモ-タの出力を制御するモ-タ電流制御手段を備えた電動式パワ-ステアリング装置の制御装置において、少なくとも検出された操舵トルクに基づいて比較的安定したステアリング操作の行われる定常状態における第1の電流指令値を演算する第1の電流指令値演算手段と、少なくとも検出された操舵トルクに基づいて比較的急速なステアリング操作の行われる過渡的な状態における第2の電流指令値を演算する第2の電流指令値演算手段と、前記第1の電流指令値の最大値を制限する第1の制限値が設定され、第1の電流指令値を第1の制限値で制限して出力する第1の電流指令値制限手段と、前記第2の電流指令値の最大値を制限する第2の制限値が設定され、第2の電流指令値を第2の制限値で制限して出力する第2の電流指令値制限手段と、前記第1及び第2の電流指令値制限手段からの出力の合計を電流指令値としてモ-タ電流制御手段に出力する演算手段とを備えたことを特徴とする電動式パワ-ステアリング装置の制御装置。
IPC (2件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00
FI (2件):
B62D 5/04 ,  B62D 6/00
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平2-048271
  • 特開昭62-029465
  • 車両用操舵制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-177840   出願人:日産自動車株式会社
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審査官引用 (1件)
  • 特開平2-048271

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