特許
J-GLOBAL ID:200903090905947375

磁気ヘッドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-296500
公開番号(公開出願番号):特開2001-118209
出願日: 1999年10月19日
公開日(公表日): 2001年04月27日
要約:
【要約】【課題】 厳密な取り付け精度管理を伴わずに、磁性材コアのトラック溝加工を容易に行えるようにすること。【解決手段】 少なくとも一方のコアに巻線溝部を有するコア1aとコア1bとを磁気ギャップを介して接合し、バー状の磁性体コア1とする。次にギャップ面が鉛直方向になるよう磁性体コア1を加工台5に固定する。加工砥石4の斜め下45°方向を加工部分6とし、この部分に磁性体コア1を位置決めする。加工砥石4を回転させて加工砥石4を下側に送ると、磁性体コア1の左角から研削加工され、45°の傾斜角を持つ1次側トラック溝が形成される。磁性体コア1を加工砥石4の左側に移し、同様の研削加工を行うと、2次側トラック溝が形成される。両トラック溝が形成されバーを所定ピッチで切断すると、複数のヘッドチップが得られる。
請求項(抜粋):
少なくとも一方のコアに巻線用溝を有する一対のコア同士を、前記巻線溝部を閉じるように磁気ギャップを介して突き合わせることにより角柱状の磁性体コアを形成する工程(1)と、前記磁性体コアの磁気ギャップ面が鉛直方向になるように研削加工機の加工台に前記磁性体コアを固定する工程(2)と、前記研削加工機の加工砥石の回転軸から見て一方の斜め下方向の外周エッジ部を第1の加工部分とし、前記第1の加工部分に前記磁性体コアの一方の角柱エッジを当接させ、前記加工砥石の回転により前記磁性体コアを研削加工し、1次側トラック溝を所定ピッチで複数箇所に生成する工程(3)と、前記研削加工機の加工砥石の回転軸から見て前記第1の加工部分と反対側の斜め下方向の外周エッジ部を第2の加工部分とし、前記第2の加工部分に前記磁性体コアの他方の角柱エッジを当接させ、前記加工砥石の回転により前記磁性体コアを研削加工し、2次側トラック溝を所定ピッチで複数箇所に生成する工程(4)と、を設けることにより磁気ヘッドのトラック部を形成することを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
IPC (2件):
G11B 5/127 ,  G11B 5/187
FI (2件):
G11B 5/127 D ,  G11B 5/187 D
Fターム (7件):
5D093FA18 ,  5D093FA26 ,  5D111GG16 ,  5D111HH16 ,  5D111JJ22 ,  5D111JJ24 ,  5D111KK20
引用特許:
審査官引用 (4件)
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