特許
J-GLOBAL ID:200903090906949851

躯体コンクリートの表面保護工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保 司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-122102
公開番号(公開出願番号):特開2004-324285
出願日: 2003年04月25日
公開日(公表日): 2004年11月18日
要約:
【課題】コンクリート躯体と同じ無機系のものであり、躯体との一体性を保持でき、しかも、吹き付けをもって施工できるので、施工の省力化を図り、コンクリート躯体に生じるまたは生じた大きな開口幅のひび割れに追従せず、ひび割れを抑制し、有害物質の進入を阻止できる。【解決手段】躯体コンクリートの表面に目粗しの処理を行い、その上に、材令28日の硬化体の引張試験において引張ひずみが1%以上を示すクラック分散型の短繊維補強セメント複合材料であって、所定の条件を満たすPVA短繊維を、所定の調合マトリクスに、1越え3Vol.%の配合量で、3次元ランダムまたは2次元ランダムに配合した高靱性の繊維補強セメント複合材料(高靱性FRC材料)を吹付けにより施工する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
躯体コンクリートの表面に目粗しの処理を行い、その上に、材令28日の硬化体の引張試験において引張ひずみが1%以上を示すクラック分散型であって、下記〔F1〕のPVA(Polyvinyl Alcohol)短繊維を、〔M1〕の調合マトリクスに、1越え3Vol.%の配合量で、3次元ランダムまたは2次元ランダムに配合した高靱性の繊維補強セメント複合材料(高靱性FRC材料)を吹付けにより施工することを特徴とする躯体コンクリートの表面保護工法。 〔M1〕 ・水結合材比(W/C)25%以上 ・砂結合材料重量比(S/C)が1.5以下(0を含む) 細骨材の最大粒径0.8mm以下、平均粒径0.4mm以下、 単位水量250kg/m3以上400kg/m3以下 高性能AE減水剤量30 kg/m3未満 〔F1〕 繊維径50μm以下 繊維長:5〜20mm 繊維引張強度:1500MPa〜2400MPa以下
IPC (6件):
E01D22/00 ,  C04B16/06 ,  C04B28/02 ,  C04B41/65 ,  E01D19/08 ,  E04G23/02
FI (6件):
E01D22/00 B ,  C04B16/06 B ,  C04B28/02 ,  C04B41/65 ,  E01D19/08 ,  E04G23/02 D
Fターム (16件):
2D059AA05 ,  2D059BB39 ,  2D059GG02 ,  2D059GG21 ,  2D059GG37 ,  2D059GG40 ,  2E176AA01 ,  2E176BB29 ,  4G012PA04 ,  4G012PA24 ,  4G012PC03 ,  4G028DA01 ,  4G028DB03 ,  4G028DB11 ,  4G028DB14 ,  4G028DC01
引用特許:
審査官引用 (2件)

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