特許
J-GLOBAL ID:200903090932048153

燃料電池の水および/または燃料管理用のウィッキング構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 大輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-191795
公開番号(公開出願番号):特開2003-036866
出願日: 2002年07月01日
公開日(公表日): 2003年02月07日
要約:
【要約】【課題】 直接型液体燃料電池、特に直接型メタノール燃料電池の水回収を、カソードに隣接して組み込まれるウィッキング材料からなるウィッキング構造体により実施される。【解決手段】 ウィッキング材料の自由上昇ウィック高さはその最長寸法の少なくとも2分の1である。ウィッキング材料は通常、発泡体、繊維マット、繊維束、織繊維及び不織繊維から選択される。一実施形態において、穴又は穿孔がシートの厚みを貫いて形成され、導電層がウィッキング材料の少なくとも一方の表面に隣接、又は、固着、コートされている。水のリサイクルのために、ウィッキング材料からなる第2のウィッキング構造体がアノードに隣接して組み込まれ、また液体流路が第1と第2のウィッキング構造体の間に備えられる。吸収された水は液体流路を通って流れ、燃料と混合されてアノードに隣接する第2のウィッキング構造体に導入される。
請求項(抜粋):
液体燃料電池であって、酸化される水性液体燃料が供給されるアノードと、ガス状酸化剤が供給されるカソードと、アノードとカソードとの間に置かれる固体高分子電解質膜と、アノードに液体燃料を送る液体燃料流路と、液体燃料流路に水を送る水の流路と、液体燃料流路内で水と混合され水性液体燃料となる高濃度液体燃料を液体燃料流路に送るための高濃度液体燃料ラインと、カソードに組み込まれ、あるいは、カソードと流体連結しているカソードウィッキング構造体であって、水の吸い上げ、放出が可能なカソードウィッキング材料を備え、カソードウィッキング材料は、カソードウィッキング材料最長寸法及びカソードウィッキング材料最長寸法の2分の1より大きい自由上昇ウィック高さを有するカソードウィッキング構造体と、カソードウィッキング構造体から水の流路へ水を取り出す水取出し手段と、を備える液体燃料電池。
IPC (4件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/04 ,  H01M 8/06 ,  H01M 8/10
FI (4件):
H01M 8/02 R ,  H01M 8/04 L ,  H01M 8/06 W ,  H01M 8/10
Fターム (12件):
5H026AA08 ,  5H026BB04 ,  5H026CX01 ,  5H026CX02 ,  5H026CX03 ,  5H026CX05 ,  5H026EE02 ,  5H026EE05 ,  5H026EE11 ,  5H026EE18 ,  5H026HH03 ,  5H027AA08
引用特許:
出願人引用 (13件)
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審査官引用 (13件)
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