特許
J-GLOBAL ID:200903090937639079

スイング圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-268574
公開番号(公開出願番号):特開平9-112461
出願日: 1995年10月17日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】シリンダとピストンとの間に間隙が生じることを抑制し、高圧室から低圧室への流体漏れを抑制し得る高効率なスイング圧縮機を提供する。【解決手段】駆動軸の回転に伴いブレード31を介して揺動ブッシュ32を支点にシリンダ室6a内でピストン9 を公転させるように構成する。ピストンの軸孔9aに、偏心ブッシュ11を回動自在に嵌合する。偏心ブッシュと駆動軸とを駆動軸の軸心O1より偏心した偏心ピン42によって回転自在に連結する。偏心ピンを、駆動軸の軸心とピストンの軸心O3とを通る軸心線k1に対してピストンの回転方向側に位置させ、かつ軸心線に直交してピストンの軸心を通る直交線k2に対して駆動軸の軸心位置の反対側に軸心O2が位置するように設定する。ピストンを、シリンダ6 に対する偏心量が可変となるように、偏心ピンの軸心を中心に回動自在に支持する。
請求項(抜粋):
吸入口(21)および吐出口(22)が開口するシリンダ室(6a)を有するシリンダ(6) と、上記シリンダ室(6a)内に導入された駆動軸(5) と、上記シリンダ室(6a)内に配設され、上記駆動軸(5) の軸心(O1)に対して軸心(O3)が偏心した状態で回転自在に嵌合する環状のピストン(9) と、該ピストン(9) の外周部に突出状に結合され、上記シリンダ室(6a)を吸入口(21)に通じる低圧室(34)と吐出口(22)に通じる高圧室(35)とに区画するブレード(31)と、上記シリンダ(6) にそのシリンダ室(6a)に臨んで形成された孔(24)内に揺動自在に設けられ、上記ブレード(31)の突出先端側を揺動自在にかつ進退自在に支持する揺動ブッシュ(32)とを備え、上記ピストン(9) が駆動軸(5) の回転に伴い上記シリンダ室(6a)内で公転するように構成されたスイング圧縮機(1) において、上記ピストン(9) の軸孔(9a)には、偏心ブッシュ(11)が回動自在に嵌合されている一方、該偏心ブッシュ(11)と駆動軸(5) とは駆動軸(5) の軸心(O1)より偏心した偏心ピン(42)によって回転自在に連結され、該偏心ピン(42)は、上記駆動軸(5) の軸心(O1)とピストン(9) の軸心(O3)とを通る軸心線(k1)に対してピストン(9) の回転方向側に位置し、かつ軸心線(k1)に直交してピストン(9) の軸心(O3)を通る直交線(k2)に対して駆動軸(5) の軸心(O1)位置の反対側に軸心(O2)が位置するように設定されていることを特徴とするスイング圧縮機。
引用特許:
審査官引用 (4件)
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