特許
J-GLOBAL ID:200903090960553149

光磁気ディスク駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 康昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-343731
公開番号(公開出願番号):特開平7-169136
出願日: 1993年12月15日
公開日(公表日): 1995年07月04日
要約:
【要約】【目的】 テスト領域の消去パワーをデータ領域の値よりも低く設定することによって、テスト記録領域での磁気特性変動を極力防止し、記録条件の変動を最小限に抑制することにより、記録消去条件の設定への信頼性を増し、高密度光磁気ディスクを提供する。【構成】 記録消去を行う光磁気ディスクドライブと記録磁区を形成する光磁気ディスクとからなり、光磁気ディスク上にテスト領域とデータ領域を有し、データ領域を消去するよりテスト領域を消去するパワーを低く制御する。テスト記録を用いた高精度な記録制御を行う光磁気ディスクドライブにおいて、記録/消去の繰り返しによる記録媒体の記録感度変動が起きず使用環境にあった記録条件に正確に設定できるので、記録磁区形状を常に正確に一定に制御できる。特に、マークエッジ記録を行うには、最適記録条件の設定精度を向上できるので、正確に記録磁区長を制御でき、より高密度記録が実現できる。
請求項(抜粋):
少なくとも、集束レーザ光と外部印加磁界を用いてディスク上に記録、或いは消去を行う光磁気記録において、データを記録したり、或いはすでに記録されたデータの消去を行うのに先立ち、或いは光磁気ディスク駆動装置の動作開始時点において、或いはディスクを装置に装着した時点において、一定時間間隔か記録或いは消去動作の直前に、ディスク上の決められた一定の領域に、基準の条件か或いはそれまで設定されていた条件を中心に一定間隔でレーザパワーを増減させて、一定のパターンを用いてテスト記録を行い、それを再生して、光磁気ディスク駆動装置の使用環境温度及び光磁気ディスクの温度に応じた記録条件の検出を行い、その結果をフィードバックして、記録或いは消去のパワーもしくは記録パルス幅を制御することにより長さおよび幅が一定の記録磁区を形成する光磁気ディスク駆動装置において、テスト記録における消去パワーの記録パワーに対する比を、データを記録するときの消去パワーの記録パワーに対する比よりも小さく設定したことを特徴とする光磁気ディスク駆動装置。
IPC (2件):
G11B 11/10 586 ,  G11B 20/18 501
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 光記録の記録方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-249190   出願人:株式会社日立製作所

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