特許
J-GLOBAL ID:200903090973260620

リン酸含有廃水の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内山 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-174302
公開番号(公開出願番号):特開平9-001154
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1997年01月07日
要約:
【要約】【構成】リン酸を難溶性のカルシウム塩として固液分離するリン酸含有廃水の処理方法において、生成汚泥の一部を返送してカルシウム化合物と混合したのち原水と混合し、被処理水中のカルシウム濃度を測定して、カルシウム濃度が所定値となるようにカルシウム化合物の添加量を制御し、リン酸をカルシウム塩として沈殿せしめることを特徴とするリン酸塩含有廃水の処理方法。【効果】本発明方法によれば、被処理水中のカルシウム濃度によりカルシウム化合物の添加量を制御するので使用するカルシウム化合物の量が少なく、生成する汚泥の濃度が高く汚泥発生量が減少し、汚泥の脱水速度が速く脱水性が良好である。また、pH7〜9でリン酸の処理が可能となるので必要なアルカリ及び酸の量が減少し、処理設備への炭酸カルシウムのスケールの付着が少なく、最終処理水は中和することなく排出することができる。
請求項(抜粋):
リン酸を難溶性のカルシウム塩として固液分離するリン酸含有廃水の処理方法において、生成汚泥の一部を返送してカルシウム化合物と混合したのち原水と混合し、被処理水中のカルシウム濃度を測定して、カルシウム濃度が所定値となるようにカルシウム化合物の添加量を制御し、リン酸をカルシウム塩として沈殿せしめることを特徴とするリン酸含有廃水の処理方法。
引用特許:
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る