特許
J-GLOBAL ID:200903091049436158

ピストン式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 博宣 ,  恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-406053
公開番号(公開出願番号):特開2005-163714
出願日: 2003年12月04日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
【課題】圧縮室に対するガスの吸入効率を向上し得るピストン式圧縮機を提供すること。【解決手段】ピストン式圧縮機10においてシリンダブロック11の中心部には、収容孔39が形成されている。収容孔39内には、駆動軸17の後端部38が摺動可能に収容されている。シリンダブロック11には、各圧縮室27と駆動軸17の後端部38とを接続する連通孔40がそれぞれ貫通形成されている。駆動軸17において後端部38の外周面38aには、ピストン26が上死点位置にある圧縮室27Aへとつながる連通孔40Aと、ピストン26が下死点位置にある圧縮室27Bへとつながる連通孔40Bとを連通する残留ガスバイパス溝41が形成されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
シリンダブロックには駆動軸を取り囲むように複数のシリンダボアが形成され、各シリンダボアにはピストンが収容され、前記各シリンダボア内には、前記ピストンと前記シリンダブロックに接合された弁・ポート形成体とで圧縮室が区画形成され、前記弁・ポート形成体には、吸入ポート及びフラッパ弁よりなる吸入弁と、吐出ポート及びフラッパ弁よりなる吐出弁とが設けられており、前記ピストンの往復動によって、前記圧縮室への前記吸入ポート及び前記吸入弁を介したガスの吸入、及び前記圧縮室内でのガスの圧縮、並びに前記圧縮室から前記吐出ポート及び前記吐出弁を介したガスの吐出が行われるピストン式圧縮機において、 前記シリンダブロックの中心部には収容孔が形成され、該収容孔内には前記駆動軸の一端部が摺動可能に収容され、前記シリンダブロックには前記各圧縮室と前記駆動軸の前記一端部とを接続する連通孔がそれぞれ形成されており、前記駆動軸の一端部には、ガスの吐出を終了した高圧側の前記圧縮室へとつながる前記連通孔と、該圧縮室よりも低圧な他の前記圧縮室へとつながる前記連通孔とを連通する残留ガスバイパス通路が形成されていることを特徴とするピストン式圧縮機。
IPC (2件):
F04B27/08 ,  F04B27/10
FI (2件):
F04B27/08 P ,  F04B27/08 H
Fターム (6件):
3H076AA06 ,  3H076BB21 ,  3H076BB43 ,  3H076CC36 ,  3H076CC94 ,  3H076CC95
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 可変容量型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-205812   出願人:株式会社豊田自動織機製作所

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