特許
J-GLOBAL ID:200903091071145329

反転式トップセパレーターを備えた連続蒸解缶装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 静男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-172243
公開番号(公開出願番号):特開2003-328286
出願日: 1999年11月16日
公開日(公表日): 2003年11月19日
要約:
【要約】【課題】セルロースパルプ連続蒸解缶において、満液式蒸解缶の利点を有しつつ、液面上にガス充満ゾーンがある気相蒸解缶の特徴を生かす装置を提供する。【解決手段】チップと蒸解液のスラリーを反転式トップセパレーター132から蒸解缶頂部へ導入する。液面104を反転式トップセパレーター132の上に確立する。チップレベル137を反転式トップセパレーター132の下に確立する。反転式トップセパレーター132の少なくとも一箇所134から液を抜き出して、導入された細砕セルロース繊維材スラリーから遊離液の実質的全てを取り出し、少なくとも日量1000トンの速度で蒸解缶の底部近くからクラフトパルプを抜き出す。トップセパレーター132からの液の抜き出しは、トップセパレーター近くの細砕セルロース繊維材に関して液の向流流れが起こるように行われる。
請求項(抜粋):
連続式蒸解缶装置であって、頂部と底部を備え、頂部には第一の小径部分と前記頂部の下には第二の大径部分とを有する連続式蒸解缶;前記蒸解缶の前記第一直径部分の反転式トップセパレーターであって、チップと液とを前記蒸解缶へ導入し、チップから液をある程度分離する反転式セパレーター;満液式加熱を行って前記蒸解缶のチップを蒸解温度に上げる手段;前記反転式トップセパレーターから液を抜き出す手段;および前記蒸解缶の底部近くからパルプを抜き出す手段を備え、該蒸解缶装置が、蒸解缶液面を前記反転式トップセパレーターの最下部よりも上にし、チップレベルを蒸解缶液面の下にして運転されることを特徴とする連続式蒸解缶装置。
Fターム (3件):
4L055CA24 ,  4L055CA28 ,  4L055FA21
引用特許:
審査官引用 (2件)

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