特許
J-GLOBAL ID:200903091080289937

回折効率のバランスをとるための回折格子素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  島田 哲郎 ,  河野 努 ,  下道 晶久 ,  西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-560539
公開番号(公開出願番号):特表2006-510059
出願日: 2003年12月12日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
本発明は、少なくとも2つの異なる格子領域(BGleft,BGright;MBGleft,MBGright)に分割するように構成された回折格子素子に関し、個々に異なる回折特性を有する上記格子領域を遷移点(TP)に関して反対側に設けて、スプリット格子構造(SG)の形成を図るようにするものである。前記少なくとも2つの異なる格子領域により生成された回折が、前記基板内を伝播するようにした少なくとも1つの回折光波のトータルの回折効率に対して、入射光波(W)の入射角度(θ)の変動を相互に補償するように構成する。
請求項(抜粋):
好適には平らな導波基板(S)である光透過物上に設けた、あるいは、前記光透過物内に組み込まれ前記基板(S)内を伝播し、且つ少なくとも1つの選択した回折次数に対応する少なくとも1つの回折光波(R-1,R+1)を形成するように、前記入射光波(W)からのエネルギを前記基板(S)の中へ導入するために、入射光波(W)に対して相互作用を行うように構成した回折格子素子(SG)であって、 前記格子素子(SG)は、スプリット格子素子を形成するように、個々に異なる回折特性を有し、遷移点(TP)に関して反対側に設けられる少なくとも2つの異なる格子領域(BGleft,BGright;MBGleft,MBGright)に分割され、前記少なくとも2つの異なる格子領域(BGleft,BGright;MBGleft,MBGright)によって生成された回折が、前記基板(S)内を伝播する前記少なくとも1つの回折光波(R-1,R+1)のトータルの回折効率に対して、前記入射光波(W)の入射角度(θ)の変動を相互に補償するように構成されることを特徴とする回折格子素子。
IPC (3件):
G02B 5/18 ,  G02B 27/02 ,  H04N 5/66
FI (3件):
G02B5/18 ,  G02B27/02 Z ,  H04N5/66 Z
Fターム (8件):
2H049AA03 ,  2H049AA13 ,  2H049AA33 ,  2H049AA60 ,  2H049AA63 ,  2H049AA65 ,  5C058BA35 ,  5C058BB25
引用特許:
審査官引用 (2件)

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