特許
J-GLOBAL ID:200903091122589723

被削性、冷間鍛造性および焼入れ性に優れた機械構造用鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-181138
公開番号(公開出願番号):特開2001-011570
出願日: 1999年06月28日
公開日(公表日): 2001年01月16日
要約:
【要約】【課題】 従来のPb添加快削鋼と同等以上の被削性を有し、しかも冷間鍛造性に優れ、さらに良好な焼入れ性が安定して得られる、焼入れ性に優れた機械構造用鋼材を提供する。【解決手段】 mass%で、C:0.1 〜1.5 %、Mn:0.05 〜0.3 %、Al:0.005〜0.1 %、B:0.0003〜0.0150%、N:0.0015〜0.0150%を含み、P、S、Oを低減した黒鉛化しやすい組成とし、さらにSi:0.15%超〜0.50%未満を含有し、含有するCを主として黒鉛とセメンタイトとし、黒鉛化率を 5〜60%とする。さらに、セメンタイト球状化率を30%以上とするのが好ましい。
請求項(抜粋):
mass%で、 C:0.1 〜1.5 %、 Si:0.15%超0.50%未満、 Mn:0.05〜0.3 %、 Al:0.005 〜0.1 %、 B:0.0003〜0.0150%、 N:0.0015〜0.0150%、 P:0.020 %以下、 S:0.035 %以下、 O:0.0030%以下を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる組成を有し、さらに含有するCが主として黒鉛とセメンタイトとなり、かつ下記(1)式に定義される黒鉛化率が5〜60%であることを特徴とする被削性、冷間鍛造性および焼入れ性に優れた機械構造用鋼材。 記 黒鉛化率(%)={(黒鉛量)/(含有するCがすべて黒鉛化したときの黒鉛 量)}×100 ......(1)
IPC (3件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/16
FI (3件):
C22C 38/00 301 M ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/16
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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