特許
J-GLOBAL ID:200903091143049168

直交振幅変調による配電線搬送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-343657
公開番号(公開出願番号):特開平11-163769
出願日: 1997年12月01日
公開日(公表日): 1999年06月18日
要約:
【要約】【課題】 配電線に接続される負荷機器のインピーダンスの非線形性に起因してチャンネル間で生じる位相及びレベルの変動の影響を解消する。【解決手段】 配電線の商用周波1の位相0,πを中心とする搬送波重畳区間2a〜2dを3つ以上のチャンネルに分割し、送信側では、データにより直交振幅変調された搬送波の重畳に先立って、商用周波の第1のサイクルの搬送波重畳区間2a,2bのすべてのチャンネルCH1〜CH4に無変調の搬送波I0 を基準信号として重畳し、商用周波の第2のサイクルの搬送波重畳区間2c,2dのチャンネルCH1〜CH4に無変調の搬送波I0 と該搬送波を極性反転した搬送波I1 とを同期信号として交互に重畳し、受信側では、前記基準信号と前記同期信号を乗算検波した波形より、前記各チャンネルの中心点を検出及び記憶すると共に、前記乗算検波した波形に基づいて前記各チャンネル毎の判定レベルを設定し、データにより直交振幅変調された搬送波の復調に際して、前記各チャンネルの中心点での搬送波の振幅を前記判定レベルにより判定するようにしている。
請求項(抜粋):
配電線路の商用周波上に、データにより直交振幅変調された搬送波を重畳させることによりデータ伝送を行う直交振幅変調による配電線搬送方法であって、商用周波の位相0と位相πの少なくともいずれか一方を中心とする搬送波重畳区間を3つ以上のチャンネルに分割し、送信側では、データにより直交振幅変調された搬送波の重畳に先立って、商用周波の第1のサイクルの前記搬送波重畳区間のすべてのチャンネルに無変調の搬送波を基準信号として重畳し、商用周波の第2のサイクルの前記搬送波重畳区間のチャンネルに無変調の搬送波と該搬送波を極性反転した搬送波とを同期信号として交互に重畳し、受信側では、前記基準信号と前記同期信号を乗算検波した波形より、前記各チャンネルの中心点を検出及び記憶すると共に、前記乗算検波した波形に基づいて前記各チャンネル毎の判定レベルを設定し、データにより直交振幅変調された搬送波の復調に際して、前記各チャンネルの中心点での搬送波の振幅を前記判定レベルにより判定するようにしたことを特徴とする直交振幅変調による配電線搬送方法。
IPC (2件):
H04B 3/54 ,  H04L 27/34
FI (2件):
H04B 3/54 ,  H04L 27/00 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
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