特許
J-GLOBAL ID:200903091239759557

組立式Vベルト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-037699
公開番号(公開出願番号):特開2001-227594
出願日: 2000年02月16日
公開日(公表日): 2001年08月24日
要約:
【要約】【課題】 内側湾曲状態になったベルト押圧側直線部分の平板エレメントがベルト走行方向に不整列状態となるような相対回転を行うことのないようにする。【解決手段】 平板エレメント11を、プーリV溝に摩擦接触する傾斜側面13a ,13b を有したV形本体部13と首部14と三角頭部15との一体結合により構成し、かかる平板エレメント11を無終端形状に連続配置するとともに、平板エレメントの三角頭部15およびV形本体部13により形成されたスリット部16に無終端積層バンド12を掛けて組立式Vベルトを組み立てる。三角頭部15の頂点15e と、この頂点15e からV形本体部13に向け所定距離隔てた、スリット部16に平行な線15f との間における三角頭部15の頂部近傍域X1を窪ませて頂部近傍窪み15g を形成する。Vベルトの押圧側直線部分が内側湾曲状態になって平板エレメント11同士が対応する相対角度を持つこととなっても、これらは段差部15f に沿って平板エレメントの幅方向に対称に出現した所定幅領域y1において相互に接触する。
請求項(抜粋):
プーリV溝の対向円錐面にそれぞれ摩擦接触する傾斜側面を有して略V形を成す平板状のV形本体部と、該V形本体部のプーリ径方向外方における外側面の中程に突設した首部と、ベルト走行方向に見て略三角形を成すよう前記首部の先端に設けられた平板状の三角頭部との一体結合になる平板エレメントを多数個、無終端形状に連続配置するとともに、これら平板エレメントの首部を挟んでその両側に三角頭部およびV形本体部により形成されたスリット部にそれぞれ無終端積層バンドを掛けて構成した組立式Vベルトにおいて、前記V形本体部から遠い前記三角頭部の頂部近傍の板厚を、三角頭部の残部板厚よりも薄くしたことを特徴とする組立式Vベルト。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-177640
  • 特開昭63-281723
  • 動力伝達用ベルト
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-023782   出願人:トヨタ自動車株式会社
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