特許
J-GLOBAL ID:200903091315512779
ホログラフィックレーダ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-124192
公開番号(公開出願番号):特開2003-315448
出願日: 2002年04月25日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 ターゲットまでの距離に応じた要求精度にてターゲットを検出するホログラフィックレーダを提供する。【解決手段】 全チャンネルを使用する第1測定期間と、一部のチャンネルのみを使用する第2測定期間とを交互に設け、必要な数のサンプリング値をより短い期間で取得できる第2測定期間では、その分だけ、レーダ波の送信信号を生成する発振器10での周波数掃引に要する掃引時間T2(<T1)を短縮して、周波数掃引の傾き(変調周波数の時間変化量の絶対値)が大きくする。そして、第1測定期間では、検知範囲内の全てのターゲットを検出対象とし、第2測定期間では、近距離範囲内のターゲットのみを検出対象とする。
請求項(抜粋):
周波数が漸次増減する送信信号を生成する送信信号生成手段と、送信アンテナと受信アンテナとの組合せからなるチャンネルを複数有し、該チャンネルのいずれかを使用して、前記送信信号に基づくレーダ波の送信、及び該レーダ波を反射したターゲットからの反射波の受信を行う送受信手段と、該送受信手段が使用するチャンネルの切替を制御する切替制御手段と、前記送受信手段からの受信信号及び前記送信信号と同じ周波数を有するローカル信号に基づいてビート信号を生成するビート信号生成手段と、該ビート信号生成手段が生成したビート信号に基づいて、レーダ波を反射したターゲットの位置や速度を求める信号処理手段と、を備えたホログラフィックレーダにおいて、前記切替制御手段は、全てのチャンネルを使用する第1切替制御と、一部のチャンネルのみを使用する第2切替制御とを、交互に又は予め設定された割合で実行し、前記信号生成手段は、前記第2切替制御を実行する第2測定期間では、前記第1切替制御を実行する第1測定期間より、前記送信信号の周波数の時間変化量を表す周波数掃引の傾きを増大させ、前記信号処理手段は、前記第1測定期間に得られたビート信号に基づく情報を、主として遠距離ターゲットの捕捉のために用い、前記第2測定期間に得られたビート信号に基づく情報を、主として近距離ターゲットの捕捉のために用いることを特徴とする請求項1記載のホログラフィックレーダ。
Fターム (9件):
5J070AB17
, 5J070AB21
, 5J070AC02
, 5J070AC06
, 5J070AC13
, 5J070AD05
, 5J070AH25
, 5J070AH35
, 5J070AK22
引用特許:
引用文献:
前のページに戻る