特許
J-GLOBAL ID:200903091321029044

促進剤として不飽和ケトンを用いたヒドロシリル化法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-280837
公開番号(公開出願番号):特開平8-208838
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】 従来ヒドロシリル化反応で問題であった触媒の失活、有機化合物の内部不飽和結合をヒドロシリル化することが難しいといった問題を解決するヒドロシリル化法を提供する。【解決手段】 (A)式:【化1】で表される水素化ケイ素と、(B)不飽和有機化合物又は不飽和置換基を含むケイ素化合物を、白金化合物又は白金錯体から選択された触媒と、【化2】で表される不飽和ケトンから選択された促進剤の存在中で接触させる。好ましくは、水素化ケイ素を過剰の化学量論比にして行う。
請求項(抜粋):
(A)式:【化1】で表される水素化ケイ素(各々のR1 は1〜12の炭素原子を含むアルキル、4〜12の炭素原子を含むシクロアルキル、及びアリールからなる群より独立して選択され、a=0〜3、b=1〜3、a+b=1〜4)と、(B)(i) 置換不飽和有機化合物、未置換不飽和有機化合物、又はそれらの混合物、(ii)置換又は未置換の不飽和置換基を含むケイ素化合物、及び(iii) (i)と(ii)の混合物、からなる群より選択された不飽和反応体を、白金化合物又は白金錯体から選択された触媒と、【化2】で表される不飽和ケトンから選択された促進剤(R2 は1〜12の炭素原子を含むアルキルから選択され、各々のR3 は水素原子、又は1〜4の炭素原子を含むアルキルから独立して選択され、R4 は水素原子、又は1〜12の炭素原子を含む非アリール系の1価の炭化水素基から選択され、n=0〜4、m=1〜17)の存在中で接触させることを含むヒドロシリル化方法。
IPC (2件):
C08G 77/06 NUG ,  C08G 77/20
引用特許:
審査官引用 (4件)
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