特許
J-GLOBAL ID:200903091341896682

磁気共鳴イメージング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 多田 公子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-113868
公開番号(公開出願番号):特開2002-306447
出願日: 2001年04月12日
公開日(公表日): 2002年10月22日
要約:
【要約】【課題】中低磁場機においても水プロトンからの信号低下を招くことなく脂肪抑制を効果的に行うことができるMRI装置を提供する。血流を高コントラストで描出可能なMRI装置を提供する。【解決手段】第1の共鳴周波数の高周波磁場を照射して目的とする分子から放出されるエコー信号を検出し画像を再構成するに際し、第1の高周波磁場の照射に先立って第2の高周波磁場を照射する制御を行う。ここで第2の高周波磁場は、その周波数帯域が、第1の共鳴周波数f1を含まず且つ撮像目的の分子とは異なる共鳴周波数を有する第2の分子の共鳴周波数f2を含み、その中心周波数f3と前記第1の共鳴周波数f1との差が、第2の分子の共鳴周波数f2と第1の共鳴周波数f1との差よりも大きく、フリップ角が90°よりも小さくなるように制御する。
請求項(抜粋):
被検体の置かれる空間に静磁場を発生する静磁場発生手段と、前記空間に傾斜磁場を与える傾斜磁場発生手段と、前記被検体の生体組織の分子に核磁気共鳴を起こさせるために高周波磁場を照射する送信系と、前記核磁気共鳴により放出されるエコー信号を検出する受信系と、前記傾斜磁場発生手段、送信系および受信系を制御する制御系と、前記受信系で検出したエコー信号を用いて画像を再構成し表示させる画像再構成手段とを備えた磁気共鳴イメージング装置において、前記制御系は、第1の共鳴周波数の高周波磁場を照射して所定の分子から放出されるエコー信号を検出し画像を再構成するに際し、前記高周波磁場の照射に先立って第2の高周波磁場を照射する制御を行い、この第2の高周波磁場は、その周波数帯域が、前記第1の共鳴周波数を含まず且つ前記所定の分子とは異なる共鳴周波数を有する第2の分子の共鳴周波数を含み、その中心周波数と前記第1の共鳴周波数との差が、第2の分子の共鳴周波数と第1の共鳴周波数との差よりも大きく、フリップ角が90°よりも小さくなるように制御することを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/48
FI (3件):
A61B 5/05 311 ,  A61B 5/05 382 ,  G01N 24/08 510 Y
Fターム (8件):
4C096AA07 ,  4C096AA10 ,  4C096AA11 ,  4C096AB04 ,  4C096AD06 ,  4C096BA02 ,  4C096BA20 ,  4C096BA36
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
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