特許
J-GLOBAL ID:200903091360538878
2つのパワートランジスタの交互配置した構成による改良した増幅器回路の熱放散
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
園田 吉隆 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-527361
公開番号(公開出願番号):特表2003-510934
出願日: 2000年09月28日
公開日(公表日): 2003年03月18日
要約:
【要約】移動電話機からの送信用に使用する信号処理回路等の電子的信号処理回路の出力ステージにおいて、増幅器回路がFET型の2つのパワートランジスタ(A、B)を有する。それらのパワートランジスタは、デュアル・バンドの電話機での異なる波長帯域に係る信号等の異なる信号の増幅用に使用され、同時には使用されない。各パワートランジスタは多数の要素的トランジスタ(19、21)ないし「フィンガ」を有しており、それらの要素的トランジスタ等を交差指型にして交互配置した構成を形成し、一方のトランジスタの要素的トランジスタを他方のトランジスタの要素的トランジスタと交互に並べる。これにより、要素トランジスタが放散した熱を受け入れ得る有効な領域は、要素的トランジスタを幾何学的に離隔した2つのグループに配置する場合に使用される領域の2倍になり、各トランジスタ要素へのより大きな電力の負荷を許容することになる。
請求項(抜粋):
第1のパワー電界効果トランジスタ及び前記第1のパワー電界効果トランジスタとは異なる第2のパワー電界効果トランジスタの、少なくとも2つのパワー電界効果トランジスタを有する、信号を増幅するための増幅器回路であって、前記第1のパワー電界効果トランジスタが第1の信号を増幅する構成とされると共に前記第2のパワー電界効果トランジスタが第2の信号を増幅する構成とされ、それぞれのパワー電界トランジスタが多数の要素的トランジスタを有し、それらのパワー電界効果トランジスタ及び要素的トランジスタがソース、ゲート及びドレインの電極を有し、 前記第1のパワー電界効果トランジスタの要素的トランジスタが前記第2のパワー電界効果トランジスタの要素的トランジスタと交互に配置され、 前記第2のパワー電界効果トランジスタに含まれる2つの要素的トランジスタの間に配置された前記第1のパワー電界効果トランジスタに含まれるそれぞれの要素的トランジスタは、そのソースとして、前記第1のパワー電界効果トランジスタに含まれる要素的トランジスタの一つの側に配置された要素的トランジスタであって前記第2のパワー電界効果トランジスタに含まれる要素的トランジスタのソースに直接配置されたソースを有すると共に、そのドレインとして、前記第1のパワー電界効果トランジスタに含まれる要素的トランジスタの異なる側に配置された別の要素的トランジスタであって前記第2のパワー電界効果トランジスタに含まれる別の要素的トランジスタのドレインに配置されたドレインを有する ことを特徴とする増幅器回路。
IPC (2件):
FI (2件):
H03F 1/00 Z
, H01L 29/80 Z
Fターム (12件):
5F102GA01
, 5F102GB01
, 5F102GC01
, 5F102GD01
, 5J092AA01
, 5J092CA86
, 5J092FA16
, 5J092HA09
, 5J092KA00
, 5J092QA03
, 5J092SA13
, 5J092TA02
引用特許:
審査官引用 (3件)
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集積回路素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-334317
出願人:株式会社東芝
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特表平6-507775
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特開昭61-163656
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