特許
J-GLOBAL ID:200903091366237829

ピストンリング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-129798
公開番号(公開出願番号):特開2000-045862
出願日: 1999年05月11日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】【課題】 樹脂製ピストンリングに対する燃焼圧力等の作用によるシール性の低下を防止する。【解決手段】 アウターリング2は下部突条10の先端面10aの幅は上部突条8の先端面8aの幅よりも小さいことにより、シリンダ20の内周面20aに対する圧力は下部突条10の先端面10aの方が高くされている。燃焼圧力をほぼ直接受ける上部突条8の先端面8aは幅が大きいことにより安定した姿勢を維持する作用が高く、燃焼圧力によるアウターリング2の捻れを防止することができる。更に、下部突条10の先端面10aの圧力は上部突条8の先端面8a側よりも高いので、シリンダ20の内周面20aとの密着性が高くなり、エンジンオイルがクランクケース側から燃焼室側へ侵入するのを阻止する効果が高くなる。これらのことからシール性の低下を十分に防止することができる。
請求項(抜粋):
ピストン周面に周方向に形成されたリング溝に配置されるとともにピストンが往復動するシリンダ内周面へ押圧されることで、ピストンとシリンダとにより区画された空間に存在する高圧気体の漏出を阻止する樹脂製のピストンリングであって、前記押圧により生じる圧力が、前記シリンダ内周面に当接される摺動面の内、前記空間側よりも前記空間とは反対側の方が高くされていることを特徴とするピストンリング。
IPC (3件):
F02F 5/00 ,  F16J 9/06 ,  F16J 9/28
FI (4件):
F02F 5/00 B ,  F02F 5/00 Q ,  F16J 9/06 A ,  F16J 9/28
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • オイルリング
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-194964   出願人:三菱自動車工業株式会社
  • ピストンリング
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-316609   出願人:トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (2件)
  • ピストンリング
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-316609   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • オイルリング
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-194964   出願人:三菱自動車工業株式会社

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