特許
J-GLOBAL ID:200903091368183777

重荷重用空気入りラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-170056
公開番号(公開出願番号):特開平10-076819
出願日: 1997年06月26日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 重量増加を伴わず、補強部材を追加配置せずにビード部耐久性を十分向上させた重荷重用空気入りラジアルタイヤを提供する。【解決手段】 タイヤとリムとの組立体に対する最高空気圧充てん時から最大負荷能力対応荷重の負荷時までの間に増加するビード部表面のリムのフランジとの接触面増加部分にその法線方向で対応するビード部領域のうち、カーカスプライ折返し部のコードからビード部外側表面までの領域に3層以上の異なる硬度のゴム部材を配置し、1層はカーカスプライコードの被覆ゴムとし、残余層のゴム部材のうち最軟質のゴム部材を被覆ゴムの外側面に隣接配置し、最硬質のゴム部材を最軟質ゴム部材の外側面に隣接配置し、最軟質ゴム部材の100%モジュラスが20kgf/cm2 以下で、最硬質ゴム部材の最軟質ゴム部材に対する100%モジュラス比の値が3倍以上である。
請求項(抜粋):
一対のビード部及び一対のサイドウォール部と、トレッド部とからなり、これら各部をビード部内に埋設したビードコア相互間にわたり補強するラジアル配列コードのゴム被覆になるカーカスプライと、該カーカスプライの外周に配置したベルトとを備え、カーカスプライはビードコア周りを巻上げた折返し部を有する重荷重用空気入りラジアルタイヤにおいて、上記タイヤとその標準リムとの組立体にそのタイヤの最高空気圧を充てんしたビード部外側表面のリムのフランジとの接触離反位置と、最高空気圧を充てんした組立体にそのタイヤの最大負荷能力に相当する荷重を負荷したビード部外側表面のリムのフランジとの接触離反位置との間に挟まれるビード部の接触面増加部分にその法線方向で対応するビード部領域のうち、カーカスプライ折返し部におけるコードからビード部外側表面までの領域に少なくとも3層の互いに異なる硬度のゴム部材を配置し、該ゴム部材のうち1層はカーカスプライコードの被覆ゴムとして、残余層のゴム部材のうち最軟質のゴム部材を上記被覆ゴムの外側面に沿って隣接配置すると共に最も硬質のゴム部材を上記最軟質ゴム部材の外側面に沿って隣接配置して成り、最軟質ゴム部材の100%モジュラスが20kgf/cm2 以下であり、かつ最硬質ゴム部材の最軟質ゴム部材に対する100%モジュラス比の値が3倍以上であることを特徴とする重荷重用空気入りラジアルタイヤ。
IPC (2件):
B60C 15/00 ,  B60C 15/06
FI (4件):
B60C 15/00 N ,  B60C 15/00 K ,  B60C 15/06 F ,  B60C 15/06 C
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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