特許
J-GLOBAL ID:200903091415396563

水和熱制御コンクリートおよびコンクリートのひびわれ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-235537
公開番号(公開出願番号):特開平10-081552
出願日: 1996年09月05日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 マスコンクリートのように水和熱によりひび割れが発生するおそれのあるコンクリートにおいてひびわれの発生を抑制する。【解決手段】 コンクリートにカプセル化された遅延剤を添加する。カプセルは、コンクリート内で水和熱により溶融するものとする。カプセルの溶融温度(融点)は、水和反応により温度が上昇したコンクリートの高温部分と低温部分との間の温度範囲とする。従って、コンクリートの低温部分ではカプセルは溶融せず、コンクリートの高温部分でだけカプセルが溶融して遅延剤が放出される。そして、遅延剤が放出された高温部分では、水和反応が遅延させられることにより、温度の上昇が抑制される。従って、コンクリートの高温部分と低温部分との温度差が縮小され、ひびわれの発生が抑制される。
請求項(抜粋):
少なくとも、セメントと、骨材と、水とを含有してなるコンクリートに、水和熱により溶融もしくは損傷して内容物を漏出可能なカプセルに内包され、かつ、水和反応による温度の上昇を抑制する混和剤が添加されていることを特徴とする水和熱制御コンクリート。
IPC (3件):
C04B 28/02 ,  C04B 24/00 ,  C04B103:20
FI (2件):
C04B 28/02 ,  C04B 24/00

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