特許
J-GLOBAL ID:200903091430013859

段ボールシートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-108210
公開番号(公開出願番号):特開2000-296570
出願日: 1999年04月15日
公開日(公表日): 2000年10月24日
要約:
【要約】【課題】 個別の製造ラインに応じて、段ボールシートの反りを低減できる段ボールシートの製造方法を提供することである。【解決手段】 段ボールシートの反りに影響する製造条件項目を選定するとともに、これらの各項目を区分分けして、この区分分けされた各項目の区分の組み合わせに対応させて、ダブルフェーサの中央部付近に配置した水分調整装置としての上下シャワ装置24、25の水噴射パターンを予め記憶装置28に記憶し、生産管理用コンピュータ27等から送信される段ボールシートの製造条件データに基づく、この選定された各項目の該当区分の組み合わせから、対応する作動パターンを選択し、コントローラ26で上下シャワ装置24、25の作動を制御するようにしたので、複雑な要因の絡み合いで変化する段ボールシートの反りを効果的に低減することができる。
請求項(抜粋):
波形形状に成形した芯紙の上面側に第1ライナ紙を貼り合わせて片面段ボールシートを形成するシングルフェーサと、単数もしくは複数積層した片面段ボールシートの下面側に第2ライナ紙を貼り合わせて両面段ボールシートを形成するダブルフェーサと、両面段ボールシートに必要に応じて条切りと罫線入れを施すスリッタ・スコアラと、条切りされた両面段ボールシートを所定の長さ寸法に裁断するロータリカッタとが順に配列された段ボールシートの製造ラインにおいて、前記上面側の第1ライナ紙と下面側の第2ライナ紙の含水分量をそれぞれ個別に調整する水分調整装置と、この水分調整装置の作動を制御するコントローラを設け、前記罫線入れの有無、前記両面段ボールシートの走行速度、両面段ボールシートの厚み、前記芯紙と各ライナ紙に使用される各原紙の紙質、および各原紙の坪量の少なくともいずれか一つを含む段ボールシートの製造条件項目を予め選定し、選定された各項目について区分分けを行い、この区分分けされた各項目の区分の組み合わせに対応させて、前記水分調整装置を作動する複数の作動パターンを記憶する記憶装置を設け、製造される段ボールシートの前記選定された各項目についての該当区分を前記コントローラに入力し、この入力された該当区分の組み合わせに応じて、前記記憶装置に記憶された水分調整装置の作動パターンを選択し、選択された作動パターンに基づいて、前記水分調整装置の作動を制御することを特徴とする段ボールシートの製造方法。
Fターム (11件):
3E078AA11 ,  3E078BB03 ,  3E078CC01 ,  3E078CC06 ,  3E078CC12 ,  3E078CC41 ,  3E078CC57 ,  3E078CC58X ,  3E078CC62 ,  3E078CD10 ,  3E078CE02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • コルゲートマシン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-025635   出願人:三菱重工業株式会社
  • 段ボール製造装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-273509   出願人:井上善雄
審査官引用 (2件)
  • コルゲートマシン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-025635   出願人:三菱重工業株式会社
  • 段ボール製造装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-273509   出願人:井上善雄

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