特許
J-GLOBAL ID:200903091456387846

析出金属板の剥離装置および剥離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 牧村 浩次 ,  八本 佳子 ,  竹澤 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-059809
公開番号(公開出願番号):特開2009-215598
出願日: 2008年03月10日
公開日(公表日): 2009年09月24日
要約:
【課題】2枚の銅板が180°に展開された通常の動作では分離されず未だ一枚に合体されている場合であっても、その銅板を安易な構造で確実に2枚に分離することができる析出金属板の剥離装置および剥離方法を提供する。【解決手段】カソード電極20の上方側に、上下動可能で水平方向に延びる楔部材38と、上下動可能で楔部材よりも大径の補助押圧部材40とを設置するとともに、カソード電極20aと析出された銅板28との間に形成された隙間から楔部材38を差し込んで当該楔部材38を下方向に移動させ、さらに補助押圧部材40を隙間に差し込んで下方向に移動させ、これら楔部材38と補助押圧部材40との移動により、2枚の銅板28をカソード電極20aから剥ぎ取るようにするとともに、楔部材38と補助押圧部材40で剥離できない場合には、傾倒自在なフラップを立て起こすことにより確実に剥ぎ取るようにしたことを特徴とする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
電解槽内においてカソード電極の両面に析出された2枚一対の析出金属板をカソード電極から剥ぎ取るための析出金属板の剥離装置であって、 前記カソード電極の上方側に、上下動可能で水平方向に延びる楔部材と、上下動可能で前記楔部材よりも大径の補助押圧部材とを設置するとともに、 前記カソード電極と前記析出金属板との間に形成された隙間から前記楔部材を差し込んで当該楔部材を下方向に移動させ、さらに前記補助押圧部材を前記隙間に差し込んで下方向に移動させ、 これら楔部材と補助押圧部材との移動により、前記2枚の析出金属板を前記カソード電極から剥ぎ取るようにしたことを特徴とする析出金属板の剥離装置。
IPC (1件):
C25C 7/08
FI (1件):
C25C7/08 A
Fターム (5件):
4K058BA21 ,  4K058BB03 ,  4K058EB02 ,  4K058EB14 ,  4K058FA04
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 陰極から金属析出物を分離する装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-585474   出願人:オウトクンプオサケイティオユルキネン, カッパーリファイナリーズプロプライエタリリミテッド, 三井金属エンジニアリング株式会社
  • 陰極板
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2001-505369   出願人:カッパーリファイナリーズプロプライエタリリミテッド
  • カソード板Vグルーブの管理方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-091423   出願人:日鉱金属株式会社
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