特許
J-GLOBAL ID:200903091509335207
内燃機関用ピストンのピストンヘッド
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
清水 善廣
, 阿部 伸一
, 辻田 幸史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-093721
公開番号(公開出願番号):特開2009-243426
出願日: 2008年03月31日
公開日(公表日): 2009年10月22日
要約:
【課題】 製作が容易で、且つ、低コストな、冷却オイルを十分に還流させて高い冷却性能を得ることができ、しかも、上板と耐摩環との接合部においてエアホールを生じることがない冷却空洞付き耐摩環を提供する。【解決手段】 冷却オイルを還流させる冷却空洞付き耐摩環を鋳包んだ内燃機関用ピストンのピストンヘッドであって、前記冷却空洞の上面を形成する鋼板からなる環状の所定の断面形状に形成された上板と、前記冷却空洞の下面を形成する鋼板からなる環状の所定の断面形状に形成された下板とを有し、前記上板と前記下板の各一端側の周縁部を金属からなる前記耐摩環の表面にそれぞれ接合すると共に、前記上板と前記下板の各他端側の周縁部同士を接合して、前記耐摩環の背面に、前記上板と前記下板とで囲まれた前記冷却空洞を一体的に形成し、前記ピストンヘッドの内側から前記耐摩環へのオイル供給路又はオイル排出路を、前記上板と前記下板の接合部を介さずに形成したことを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
冷却オイルを還流させる冷却空洞付き耐摩環を鋳包んだ内燃機関用ピストンのピストンヘッドであって、前記冷却空洞の上面を形成する鋼板からなる環状の所定の断面形状に形成された上板と、前記冷却空洞の下面を形成する鋼板からなる環状の所定の断面形状に形成された下板とを有し、前記上板と前記下板の各一端側の周縁部を金属からなる前記耐摩環の表面にそれぞれ接合すると共に、前記上板と前記下板の各他端側の周縁部同士を接合して、前記耐摩環の背面に、前記上板と前記下板とで囲まれた前記冷却空洞を一体的に形成し、前記ピストンヘッドの内側から前記耐摩環へのオイル供給路又はオイル排出路を、前記上板と前記下板の接合部を介さずに形成したことを特徴とするピストンヘッド。
IPC (5件):
F02F 3/22
, F02F 3/00
, F01P 3/10
, F16J 9/00
, F16J 1/09
FI (6件):
F02F3/22
, F02F3/00 301
, F02F3/00 G
, F01P3/10 A
, F16J9/00 Z
, F16J1/09
Fターム (7件):
3J044AA02
, 3J044AA09
, 3J044BA04
, 3J044BC03
, 3J044CA21
, 3J044DA09
, 3J044EA01
引用特許:
出願人引用 (2件)
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エンジン用ピストン耐摩環
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-036325
出願人:日野自動車工業株式会社
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冷却空洞付き耐摩環
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-276821
出願人:アート金属工業株式会社
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