特許
J-GLOBAL ID:200903091605981764
微振動パルス設定方法、及び、液体吐出装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
津久井 照保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-000982
公開番号(公開出願番号):特開2009-160827
出願日: 2008年01月08日
公開日(公表日): 2009年07月23日
要約:
【課題】微振動制御時にノズル開口から液体が誤って吐出されることを防止し、尚かつ液体の攪拌効果を十分に得ることが可能な微振動パルス設定方法、及び、液体吐出装置を提供する。【解決手段】微振動パルスの駆動電圧を検査電圧に設定しノズル開口から吐出されるインクの吐出量を測定する吐出インク量測定工程と、パルス幅を異ならせて吐出インク量測定工程を複数回実行して得られた各測定結果からパルス幅-吐出液体量特性を取得するパルス幅-吐出インク量特性取得工程と、パルス幅-吐出インク量特性に基づき最適パルス幅を取得する最適パルス幅取得工程と、各工程を異なる複数の検査電圧で実行した各測定結果から電圧-パルス幅特性を求める電圧-パルス幅特性取得工程と、液体が吐出されない範囲の駆動電圧を微振動駆動電圧として設定すると共に当該微振動駆動電圧に対応するパルス幅を微振動パルス幅として設定する微振動パルス設定工程とを経る。【選択図】図6
請求項(抜粋):
駆動信号の印加により圧力発生手段を駆動することで圧力発生室内に圧力変動を生じさせ、当該圧力変動によってノズル開口から液体を吐出可能な吐出ヘッドと、前記圧力発生室を膨張させる微振動膨張要素および膨張した圧力発生室を収縮させる微振動収縮要素を有し、液体が吐出されない程度にノズル開口に露出したメニスカスを微振動させるための微振動パルスを含む駆動信号を発生する駆動信号発生手段と、を備える液体吐出装置の微振動パルス設定方法であって、
前記微振動パルスの駆動電圧をノズル開口から液体を吐出し得る検査電圧に設定し、当該微振動パルスを圧力発生手段に印加してノズル開口から吐出される液体の量を測定する吐出液体量測定工程と、
微振動膨張要素の始点から前記微振動収縮要素の始点までのパルス幅を異ならせて前記吐出液体量測定工程を複数回実行して得られた各測定結果から、パルス幅に対する吐出液体量の関係を示すパルス幅-吐出液体量特性を取得するパルス幅-吐出液体量特性取得工程と、
前記パルス幅-吐出液体量特性に基づき、吐出液体量が最も多く得られるパルス幅を最適パルス幅として取得する最適パルス幅取得工程と、
前記吐出液体量測定工程、前記パルス幅-吐出液体量特性取得工程、及び前記最適パルス幅取得工程を異なる複数の検査電圧で実行して得られた各測定結果から、駆動電圧に対する最適パルス幅の関係を示す電圧-パルス幅特性を求める電圧-パルス幅特性取得工程と、
ノズル開口から液体が吐出されない範囲の駆動電圧を微振動駆動電圧として設定すると共に、前記電圧-パルス幅特性に基づき微振動駆動電圧に対応するパルス幅を微振動パルス幅として設定する微振動パルス設定工程と、を経て微振動パルスを設定することを特徴とする微振動パルス設定方法。
IPC (4件):
B41J 2/045
, B41J 2/055
, B05D 3/00
, B05D 1/26
FI (3件):
B41J3/04 103A
, B05D3/00 D
, B05D1/26 Z
Fターム (13件):
2C057AF74
, 2C057AL26
, 2C057AL40
, 2C057AM21
, 2C057AM31
, 2C057AQ02
, 2C057BA04
, 2C057BA15
, 4D075AC07
, 4D075AC86
, 4D075AC94
, 4D075DC24
, 4D075DC27
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (7件)
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特開昭53-049532
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2段記入のスケジュール表
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-035336
出願人:高瀬外士
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筆記練習帳
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-074271
出願人:株式会社日本標準
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