特許
J-GLOBAL ID:200903091705602779

弾球遊技機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人創成国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-114497
公開番号(公開出願番号):特開2009-261607
出願日: 2008年04月24日
公開日(公表日): 2009年11月12日
要約:
【課題】 大当り抽選の契機を2つとして大当りを発生させる弾球遊技機において抽選の保留記憶の先読み機能を利用することで遊技者にとって不利益な事態を発生し難くする弾球遊技機を提供する。【解決手段】 弾球遊技機は、2つの保留記憶部のうち第一保留記憶部に格納されている大当り判定用数値のうち、通常確率テーブルとの比較で大当りに対応する数値が存在するか否かを判定する第一判定処理、及び第二保留記憶部に格納されている大当り判定用数値のうち、高確率テーブルとの比較で大当りに対応する数値が存在する否かを判定する第二判定処理を実行する制御手段を備える。制御手段は、少なくとも第一判定処理の結果が「不存在」で且つ第二判定処理の結果が「存在」である場合に、第一の保留記憶部に対応した抽選契機を成立させないように遊技者に認識可能な告知情報を発生させる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
遊技者の操作に応じて遊技球を遊技盤面上に向けて発射する発射装置と、 前記遊技盤面上に設置された第一始動口及び第二始動口と、 前記第一始動口に遊技球が入賞したことを契機として第一の数値群の中から一つの数値を第一数値として取得するとともに、第二の数値群の中から一つの数値を補助第一数値として取得する第一数値取得手段と、 前記第一数値取得手段によって取得された前記第一数値及び前記補助第一数値を一組として、設定された上限組数を限度として、各組の数値を記憶する第一保留記憶部と、 前記第二始動口に遊技球が入賞したことを契機として第一の数値群の中から一つの数値を第二数値として取得するとともに、第二の数値群の中から一つの数値を補助第二数値として取得する第二数値取得手段と、 前記第二数値取得手段によって取得された前記第二数値及び前記補助第二数値を一組として、設定された上限組数を限度として、各組の数値を記憶する第二保留記憶部と、 前記第一の数値群の各数値毎に当選又は非当選が対応付けられた通常確率テーブルと、 前記第一の数値群の各数値毎に当選又は非当選が対応付けられ、前記通常確率テーブルの当選が対応付けられた数値に当選が対応付けられているとともに非当選が対応付けられた数値の少なくとも一つ以上に当選が対応付けられた高確率テーブルと 前記第二の数値群の各数値毎に当選又は非当選が対応付けられた補助テーブルと、 前記第一保留記憶部に記憶されている第一数値が、前記通常確率テーブルにて当選が対応付けられている数値であるか否かを判定するとともに、当該第一数値と組をなす補助第一数値が、前記補助テーブルにて当選が対応付けられている数値であるか否かを判定する第一通常確率抽選手段と、 前記第一保留記憶部に記憶されている第一数値が、前記高確率テーブルにて当選が対応付けられている数値であるか否かを判定するとともに、当該第一数値と組をなす補助第一数値が、前記補助テーブルにて当選が対応付けられている数値であるか否かを判定する第一高確率抽選手段と、 前記第一通常確率抽選手段又は前記第一高確率抽選手段による判定に用いられた前記組をなす数値を、前記第一保留記憶部から削除する第一保留記憶削除手段と、 前記第二保留記憶部に記憶されている第二数値が、前記通常確率テーブルにて当選が対応付けられている数値であるか否かを判定するとともに、当該第二数値と組をなす補助第二数値が、前記補助テーブルにて当選が対応付けられている数値であるか否かを判定する第二通常確率抽選手段と、 前記第二保留記憶部に記憶されている第二数値が、前記高確率テーブルにて当選が対応付けられている数値であるか否かを判定するとともに、当該第二数値と組をなす補助第二数値が、前記補助テーブルにて当選が対応付けられている数値であるか否かを判定する第二高確率抽選手段と、 前記第二通常確率抽選手段又は前記第二高確率抽選手段による判定に用いられた前記組をなす数値を、前記第二保留記憶部から削除する第二保留記憶削除手段と、 前記第一高確率抽選手段及び前記第二高確率抽選手段を非作動とし、前記第一通常確率抽選手段及び前記第二通常確率抽選手段の作動を許可する通常確率作動手段と、 前記第一通常確率抽選手段及び前記第二通常確率抽選手段を非作動とし、前記第一高確率抽選手段及び前記第二高確率抽選手段の作動を許可する高確率作動手段と、 前記通常確率作動手段により作動を許可された前記第一通常確率抽選手段及び前記高確率作動手段により作動を許可された前記第一高確率抽選手段を、前記第二保留記憶部に前記組をなす数値が記憶されていないときに作動させる優先抽選決定手段と、 前記通常確率作動手段により前記第一通常確率抽選手段及び前記第二通常確率抽選手段の作動が許可された状態で、前記第一通常確率抽選手段又は前記第二通常確率抽選手段により前記通常確率テーブルにて当選と判定され、且つ前記補助テーブルにて非当選と判定された際に遊技者に有利な状態を発生させ、当該有利な状態の終了後に前記通常確率作動手段により前記第一通常確率抽選手段及び前記第二通常確率抽選手段の作動を許可した状態とする通常確率非変動大当り発生手段と、 前記通常確率作動手段により前記第一通常確率抽選手段及び前記第二通常確率抽選手段の作動が許可された状態で、前記第一通常確率抽選手段又は前記第二通常確率抽選手段により前記通常確率テーブルにて当選と判定され、且つ前記補助テーブルにて当選と判定された際に遊技者に有利な状態を発生させ、当該有利な状態の終了後に前記高確率作動手段により前記第一高確率抽選手段及び前記第二高確率抽選手段の作動を許可した状態とする通常確率変動大当り発生手段と、 前記高確率作動手段により前記第一高確率抽選手段及び前記第二高確率抽選手段の作動が許可された状態で、前記第一高確率抽選手段又は前記第二高確率抽選手段により前記高確率テーブルにて当選と判定され、且つ前記補助テーブルにて非当選と判定された際に遊技者に有利な状態を発生させ、当該有利な状態の終了後に前記通常確率作動手段により前記第一通常確率抽選手段及び前記第二通常確率抽選手段の作動を許可した状態とする高確率非変動大当り発生手段と、 前記高確率作動手段により前記第一高確率抽選手段及び前記第二高確率抽選手段の作動が許可された状態で、前記第一高確率抽選手段又は前記第二高確率抽選手段により前記高確率テーブルにて当選と判定され、且つ前記補助テーブルにて当選と判定された際に遊技者に有利な状態を発生させ、当該有利な状態の終了後に前記高確率作動手段により前記第一高確率抽選手段及び前記第二高確率抽選手段の作動を許可した状態とする高確率変動大当り発生手段と、 前記高確率作動手段により前記第一高確率抽選手段及び前記第二高確率抽選手段の作動が許可された状態のときに、前記第一保留記憶部に記憶されている数値の中で、前記通常確率テーブルにて当選が対応付けられた第一数値が存在するか否かを判定する第一判定処理と、前記第一保留記憶部に記憶されている第一数値の中で、前記高確率テーブルにて当選が対応付けられた数値が存在するか否かを判定する第二判定処理とを実行する制御手段と、 前記制御手段からの指令に応じて、遊技者に認識可能な告知情報を発生する告知手段とを備え、 前記制御手段は、前記第一判定処理の結果が「不存在」で且つ前記第二判定処理の結果が「存在」であるという条件が少なくとも成立した場合に、前記告知手段に対し前記告知情報を発生させる指令を出すことを特徴とする弾球遊技機。
IPC (1件):
A63F 7/02
FI (3件):
A63F7/02 315Z ,  A63F7/02 320 ,  A63F7/02 326Z
Fターム (7件):
2C088AA33 ,  2C088AA37 ,  2C088AA39 ,  2C088AA42 ,  2C088BA09 ,  2C088CA19 ,  2C088EA10
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-012917   出願人:株式会社平和
  • 遊技機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-150161   出願人:株式会社ジェイビー

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