特許
J-GLOBAL ID:200903091724196498
4輪駆動車の駆動力分配制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-017684
公開番号(公開出願番号):特開平8-207606
出願日: 1995年02月06日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【目的】低摩擦路での発進性を確保しつつ、タイトコーナブレーキ現象の発生を回避し得る駆動力分配制御を行う。【構成】主駆動輪と従駆動輪との回転速度差ΔVW (S5)に応じてトルク分配用クラッチの基本トルクTΔVを設定する(S6)。一方、車速が所定速度未満である発進時には(S7)、初期トルクTVとして比較的大きな値を設定し(S9)、車速が前記所定速度以上になった段階で前記初期トルクTVを低下させる(S8)。そして、前記基本トルクTΔVと初期トルクTVとの大きい方を最終的な目標トルクとし(S10)、かかる目標トルクを制御信号に変換して、トルク分配用クラッチの締結力を制御する(S11)。
請求項(抜粋):
エンジン直結駆動系の主駆動輪に対し、制御信号に応じて締結力が変化するトルク分配用クラッチを介してエンジン駆動力が伝達される従駆動輪を備えてなる4輪駆動車の駆動力分配制御装置であって、前記主駆動輪と従駆動輪との回転速度差を検出する回転速度差検出手段と、該回転速度差検出手段で検出される回転速度差に応じて前記締結力を所定の初期値を基準として制御する回転速度差による締結力制御手段と、車速を検出する車速検出手段と、該車速検出手段で検出される車速の増大に応じて前記締結力の初期値を段階的に低下させる車速による初期締結力可変手段と、を含んで構成されることを特徴とする4輪駆動車の駆動力分配制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
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車両の動力伝達装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-213033
出願人:マツダ株式会社
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特開昭62-053231
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