特許
J-GLOBAL ID:200903091728607379

燃料電池電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-132423
公開番号(公開出願番号):特開2003-051331
出願日: 2002年05月08日
公開日(公表日): 2003年02月21日
要約:
【要約】【課題】燃料電池内に滞留した水を速やかに排出して、燃料電池を正常状態に復帰させることができる燃料電池電源装置を提供する。【解決手段】電源管理制御部14に備えられた目標出力電流決定部50において、補正処理部52は、燃料電池の出力上限電流(Ifc_LMT)と、要求出力電流算出部42により算出された要求出力電流(Ifc_CAL)とを比較し、要求出力電流(Ifc_CAL)が出力上限電流(Ifc_LMT)を超えて燃料電池の出力電流が制限される状態となったときに、キャパシタの開放電圧(Vcap_o)を燃料電池の出力電流/出力電圧の相関関係を示すマップ(Ifc/Vfcマップ)に適用して算出した電流値を目標出力電流(Ifc_CMD)とする補正を行ない、燃料電池の出力電流の制限が解除された後も、キャパシタの開放電圧(Vcap_o)が燃料電池の出力電圧以上となるまで、該補正を続行する。
請求項(抜粋):
PEM型の燃料電池と、該燃料電池に反応ガスを供給する反応ガス供給手段と、前記燃料電池の出力電流を制限する電流制限手段と、該電流制限手段を介して前記燃料電池と負荷とを接続して前記燃料電池から該負荷に電流を供給する際に該負荷の要求電流に応じて前記燃料電池の目標出力電流を決定する目標出力電流決定手段と、該目標出力電流に基づいて前記反応ガス供給手段から前記燃料電池に供給する反応ガスの供給量を制御する燃料電池制御手段と、前記燃料電池の作動状態を検知して前記燃料電池から出力可能な電流の上限値を把握する上限値把握手段と、前記目標出力電流と前記上限値とを比較し、前記燃料電池の作動状態の異常が生じて前記上限値が前記目標電流以下となったときに、前記電流制限手段により前記目標出力電流が前記上限値以下となるように前記燃料電池の出力電流を制限する電流制限処理と共に、前記反応ガス供給手段から前記燃料電池への反応ガスの供給量を増加させる反応ガス供給量増加処理を実行して、前記燃料電池内に滞留した水の排出を促進させる排水促進手段とを備えたことを特徴とする燃料電池電源装置。
IPC (3件):
H01M 8/04 ,  H01M 8/10 ,  H01M 8/00
FI (4件):
H01M 8/04 P ,  H01M 8/04 Z ,  H01M 8/10 ,  H01M 8/00 Z
Fターム (5件):
5H026AA06 ,  5H027AA06 ,  5H027DD00 ,  5H027KK25 ,  5H027KK56
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 燃料電池システムの制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-060739   出願人:マツダ株式会社
  • 燃料電池の駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-051225   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開昭54-144934
全件表示

前のページに戻る