特許
J-GLOBAL ID:200903091729379027

符号化信号を復号化する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三俣 弘文
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-323366
公開番号(公開出願番号):特開平6-237183
出願日: 1993年11月30日
公開日(公表日): 1994年08月23日
要約:
【要約】【目的】 従来よりも総誤差の少ない復元信号を得る方法及び装置を実現する。【構成】 サブバンド符号化システムは、入力信号の周波数スペクトルをサブバンドに分割する複数のサブバンド分解フィルタ16-1〜16-nと予め定められたレベル数の量子化によって各サブバンドを符号化する個々のサブバンド符号器(量子化器)20-1〜20-nと、対応するサブバンド復号器26-1〜26-nとサブバンド合成フィルタ42-1〜42-nとからなる。サブバンド合成フィルタの伝達関数はサブバンド分解フィルタの伝達関数と量子化器の特性とから定まる。具体的には完全復元フィルタバンク又は直角ミラーフィルタバンクと、相加性雑音を加えた利得線形モデルの利得ファクタとにより定まり、入力信号Xと復元出力信号Yとの間の誤差のうち入力信号と相関関係にある部分が減少除去される。相関関係にないランダム雑音部分は従来技術により減少される。
請求項(抜粋):
複数の符号化サブバンド信号からなる符号化入力信号を復号化する方法であって、これら符号化サブバンド信号の各々がサブバンド分解フィルタバンクの1個のサブバンド出力に付随し、このサブバンド分解フィルタバンクは入力信号を複数のサブバンド信号に分離するためにこの入力信号に適用されるものであり、これら符号化サブバンド信号の各々は対応する1個のサブバンド信号符号器によって符号化されたものであるような、符号化入力信号を復号化する方法において、前記方法が、前記符号化サブバンド信号の各々を、各々が前記サブバンド分解フィルタと前記対応するサブバンド符号器との伝達関数に基づく伝達関数を有するようなサブバンド合成フィルタのうちの対応するサブバンド合成フィルタを用いてフィルタ処理するステップと、前記入力信号を表す復元出力信号を生成するために前記サブバンド合成フィルタの出力を組み合わせるステップと、前記復元出力信号と前記入力信号との間の誤差のうちの前記入力信号と相関関係にない誤差部分を減少させるために前記復元出力信号に雑音除去プログラムを適用するステップと、からなることを特徴とする、符号化入力信号を復号化する方法。
IPC (3件):
H03M 7/38 ,  G10L 7/04 ,  H04N 1/41
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-285032
  • 特開平2-098232
  • 特開昭58-040914
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