特許
J-GLOBAL ID:200903091736521017

電子写真感光体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-326281
公開番号(公開出願番号):特開2002-131951
出願日: 2000年10月26日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】近紫外領域から500nmの波長域でも高感度を示し、かつ繰り返し使用しても帯電電位及び残留電位がほとんど変化せずに安定した性能を有し、電子写真プロセスにより画像形成を行う際に、安定して高品位な出力画像を与える電子写真感光体を提供すること。【解決手段】近紫外領域から500nmの範囲に発振波長を有する半導体レーザーを露光光源とする電子写真装置に使用される電子写真感光体において、該電子写真感光体の感光層が電荷発生物質として特定構造のビスアゾ顔料を少なくとも一種含有させる。
請求項(抜粋):
近紫外領域から500nmの範囲に発振波長を有する半導体レーザーを露光光源とする電子写真装置に使用される電子写真感光体において、該電子写真感光体の感光層が電荷発生物質として下記一般式(1)〜(6)で示されるビスアゾ顔料から選ばれる少なくとも1種を含有することを特徴とする電子写真感光体。【化1】(式(1)中、A1は水素、置換基を有していてもよいアルキル基、アリール基、複素環基であり、m及びnは0または1であり、Xは水素、メチル基、シアノ基、ハロゲンであり、Cp1はカップラー残基を示す。)【化2】(式(2)中、pは0、1、2または3を示し、R1はハロゲン、水酸基、置換基を有していてもよいアルキル基、アラルキル基、アリール基、複素環基、アルコキシ基を示す。pが2または3の場合は、R1は同一であっても異なっていてもよい。R2は水素、ハロゲン、シアノ基、置換されていてもよいエステル基、アルキル基、アラルキル基、アリール基を示し、Ar1は置換基を有していてもよいアリーレン基またはヘテロアリーレン基を示す。A2、A3は水酸基を有するアリール基または複素環基を示すが、同一であっても異なっていてもよい。)【化3】(式(3)中、qは0、1、2または3を示し、R3はハロゲン、水酸基、置換基を有していてもよいアルキル基、アラルキル基、アリール基、複素環基、アルコキシ基を示す。qが2または3の場合は、R3は同一であっても異なっていてもよい。R4は水素、ハロゲン、シアノ基、置換されていてもよいエステル基、アルキル基、アラルキル基、アリール基を示し、R5は置換基を有していてもよいアルキル基、アラルキル基、アリール基、複素環基を示し、Ar2は置換基を有していてもよいアリーレン基またはヘテロアリーレン基を示す。A4、A5は水酸基を有するアリール基または複素環基を示すが、同一であっても異なっていてもよい。)【化4】(式(4)中、R6は水素、ハロゲン、ニトロ基、水酸基、置換基を有していてもよいアルキル基、アラルキル基、アリール基、複素環基を示し、R7は置換基を有していてもよいアルキル基、アラルキル基、アリール基、複素環基、アルコキシ基、アミノ基、水酸基を示す。また、Cp2は下記一般式(a)で示されるカップラー残基を示す。)【化5】(式(a)中、Zはベンゼン環と縮合して、置換されていてもよい芳香環または複素環を形成するのに必要な原子群を示し、R10は水素、ハロゲン、置換基を有していてもよいアルキル基、アラルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アミノ基、水酸基を示し、R11、R12は水素、置換基を有していてもよいアルキル基、アラルキル基、アリール基、複素環基を示す。R11とR12は環構造を形成していてもよい。)【化6】(式(5)中、R13、R14は水素、ハロゲン、置換基を有していてもよいアルキル基、アルコキシ基、アリール基または複素環基を示す。また、Cp3はカップラー残基を示す。)【化7】(式(6)中、R15、R16、R17は水素、ハロゲン、置換基を有していてもよいアルキル基、アルコキシ基、アリール基または複素環基を示す。また、Cp4はカップラー残基を示す。)
IPC (4件):
G03G 5/06 351 ,  G03G 5/06 350 ,  G03G 5/06 ,  G03G 5/06 352
FI (4件):
G03G 5/06 351 A ,  G03G 5/06 350 C ,  G03G 5/06 350 Z ,  G03G 5/06 352
Fターム (6件):
2H068AA19 ,  2H068AA37 ,  2H068BA45 ,  2H068BA46 ,  2H068BA47 ,  2H068FB07
引用特許:
審査官引用 (10件)
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