特許
J-GLOBAL ID:200903091789625728

縦長の吸収性物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野▲崎▼ 照夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-354181
公開番号(公開出願番号):特開2004-181086
出願日: 2002年12月05日
公開日(公表日): 2004年07月02日
要約:
【課題】吸収性物品の中央領域での液の吸収機能を高めて後方への経血の洩れを防止できるようにし、また表面シートの耐久性を高く維持できるようにする。【解決手段】生理用ナプキン1の肌側表面に、内側圧縮溝11と11で囲まれた縦長の中央領域20が形成されている。中央領域20の前方部分20Aには、液透過孔25のみが形成され、後方部分20Bにはエンボス部26のみが形成されている。前方部分20Aに与えられた経血は液透過孔25を経て液吸収層に速やかに吸収され、後方部分20Bに流れた経血はエンボス部26の密度差により引き付けられ、後方への経血の洩れを防止できる。また後方部分20Bに液透過孔が形成されていないため、表面シートの耐久性を高めることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
肌側表面に位置する液透過性の表面シートと、着衣側表面に位置する裏面シートと、前記表面シートと前記裏面シートとの間に位置する液吸収層を備えた縦長の吸収性物品において、 縦方向中心線から左右両側に離れた位置に、前記表面シートから前記液吸収層にかけて形成された一対の圧縮溝が縦方向に延びて形成されて、前記圧縮溝に挟まれた縦長の中央領域が形成され、前記中央領域は前方部分と後方部分に区分されており、 前記中央領域に不織布で形成された表面シートが位置し、前記中央領域に、少なくとも前記表面シートを貫通する多数の液透過孔と、少なくとも前記表面シートが加圧されたドット状のエンボス部が多数形成されており、 (前方部分の液透過孔の占める面積の総和)/(前方部分の面積)で現される開孔密度が、(後方部分の液透過孔の占める面積の総和)/(後方部分の面積)の開孔密度よりも高く、(後方部分のエンボス部の占める面積の総和)/(後方部分の面積)で現されるエンボス密度が、(前方部分のエンボス部の占める面積の総和)/(前方部分の面積)のエンボス密度よりも高いことを特徴とする吸収性物品。
IPC (6件):
A61F13/15 ,  A61F5/44 ,  A61F13/49 ,  A61F13/511 ,  A61F13/53 ,  A61F13/539
FI (5件):
A61F13/18 331 ,  A61F5/44 H ,  A61F13/18 310Z ,  A41B13/02 C ,  A61F13/18 310A
Fターム (13件):
3B029BA03 ,  3B029BB05 ,  4C003AA02 ,  4C003AA04 ,  4C003GA02 ,  4C098AA09 ,  4C098CC05 ,  4C098CC10 ,  4C098CC15 ,  4C098DD10 ,  4C098DD25 ,  4C098DD27 ,  4C098DD28
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 吸収性物品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-174542   出願人:花王株式会社
  • 吸収性物品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-082180   出願人:花王株式会社

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