特許
J-GLOBAL ID:200903091801226605

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-045444
公開番号(公開出願番号):特開平8-240261
出願日: 1995年03月06日
公開日(公表日): 1996年09月17日
要約:
【要約】【目的】 高負荷走行におけるクラッチツウクラッチ変速の実行時において、オーバシュート学習補正手段による誤った学習補正制御を防止できる車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】 過回転防止制御実行判定手段168によりエンジン過回転防止制御が実行されていると判定された場合は、制御中止手段170により、オーバシュート学習制御手段164によるオーバシュート学習制御が中止させられる。このように、オーバシュート学習制御は、過回転防止制御によってエンジン回転速度NE が抑制される状態でクラッチツウクラッチ変速に関与する摩擦係合装置の油圧を学習補正することが中止されることから、誤った学習をすることが防止される。
請求項(抜粋):
一方の摩擦係合装置の油圧を低下させると同時に他方の摩擦係合装置の油圧を昇圧させることにより所定のギヤ段から他のギヤ段へ切り換えるクラッチツウクラッチ変速が実行される車両用自動変速機において、エンジン回転速度が予め設定された値以上となることを防止するエンジン過回転防止手段と、クラッチツウクラッチ変速期間のエンジンのオーバシュート量が所定範囲内となるようにクラッチツウクラッチ変速に関与する摩擦係合装置の油圧を制御する油圧制御手段と、オーバシュート量が所定範囲を外れた場合に該油圧制御手段により制御される油圧を学習により補正するオーバシュート学習制御手段とを備えた変速制御装置であって、前記クラッチツウクラッチ変速時において前記エンジン過回転防止手段によるエンジン過回転防止制御が実行されているか否かを判定する過回転防止制御実行判定手段と、該過回転防止制御実行判定手段によりエンジン過回転防止制御が実行されていると判定された場合は、前記オーバシュート学習制御手段による学習制御を中止させる制御中止手段とを、含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:74
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 自動変速機の変速制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-157987   出願人:トヨタ自動車株式会社, アイシン・エィ・ダブリュ株式会社

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